あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

好きを独り占めできる人

みんな、おまたー!あたしです。

常日頃、あたしがすごく羨ましいと思っている人がいるのだけど、絶対に何が何でも「好きを独り占めできる人」っているよね。

隠すという静的パワー

何でもいいんだよ、推しでも良いし、好きなゲームでもアニメでも映画でも良いし。食べ物とか、最近ハマってるドラマとか、とにかく自分の「好き!」を、誰にも言わずに隠しておける人。そういう人が羨ましいと思う。

オタクなら特に、一度「好き!」って思ったものは「好き!」って言っちゃうのがマジョリティだと思うし、時が流れていくにつれて地形や風土が少しずつ変化するように、フォロワーも少しずつ推しジャンルが変わっていったりする。そういうもんじゃん。そういう自然の摂理を、(あ~今は〇〇ちゃんはこういうゲームが好きなんだ~)とか、(あれっ、△△さんいつの間に推し変してるじゃん!)とかぼんやり見守り合いながら過ごすもんじゃん。別にオタクに限ったことじゃなくても、インスタのストーリーで友達が映画観てめっちゃ泣いた~とか上げてたり、Qoo10メガ割で買うべきコスメランキング作ってたりさ

そういうのも、自分のちょっとした「好き」をみんなにアピールしてるものじゃん?むしろ「好きをみんなと共有したい!」っていう潜在意識みたいなのが働いてる気がして。それでもちろん良くて。だって好きなんだもん。「あたしは今〇〇が好き」ってことを、ちゃんと「ああ、あたしさんは、今〇〇が好きなんだ」ってみんなに知っててもらいたいと思ってしまう。

感想ブログを書き始めたのも、どこかに「好き」を残しておきたくて。もし通りがかった誰かがこれを読んでくれて、「ああ、この人は〇〇が好きなんだ」「そんなに好きなら、一体どれだけ良いものなんだろうか?」と興味を持ってもらえたら、あたしのこの「好き」が周りにも認めてもらえて、「あなたの〝好き〟は、良い〝好き〟です!」みたいに、箔を付けてもらえるような感じ?なんていうか、あたしのこの「好き」でいるものやコト、人に対して、感謝や愛を還元できているような気がするから書き始めたんだよね。それがあたしの推し事に対するスタンスだし、自分らしさのようなものでもあるから、変えようという気もないし、「好き」を抑えることもきっと一生できないと思う。

で、そういうよくある「布教」や「プレゼン」が動的オタクパワーだとしたら、「何もしない」ことや「誰にも言わない」ことは静的オタクパワーなんじゃないかと、日々あたしは思っているのね。

普通に考えてすごない??絶対にそっちの方が〝強さ〟がある。何でもいいんだよ、例えば最近めっちゃハマってるバンドがいて、友達と音楽の話になった時に、「普段何の曲聴いてるの~?」って聞かれて、答えないでいることって、圧倒的にムズいじゃん。いや、わかんないよ、めっちゃドマイナーなバンドで絶対自分以外知らんだろみたいな所を推してて恥ずかしい!とかあれば答えない人も居ると思うけどさ、そうでもない限り「最近〇〇っていうバンドの曲が好きなんだよね~!」って言ってしまうと思うのよね。

学生の頃好きな人を周りに隠すということはめっちゃあったと思う。そういう「好き」はまた感覚が違う。だって、クラスの好きな人に対する「好き」を他の友達と共有する意味ってないから。これは同担拒否講座でも言える。(開講予定未定)いや自分だけで良いし。好きになられても困るし。みたいな。

あたしが言いたいのはもっとライトめな、「恋愛感情」以外の「好き」の話。

自分だけの「好き」にしたい

当方が生粋のオタクなのでわかりやすくオタ活に例えがちなんだけど、マジで「好き」を隠せる人が羨ましい。あたしは一度何かを好きになると、「好き」って言わなきゃ気が済まない。選手宣誓&決意表明オタクなので。意識してなくても漏れ出ちゃうから隠しておけないし、「好きでいるあたし」の輝きとパッションをみんなに受け止めてもらいたいというエゴがある。でもそれも、あたしなりの「好き」の大事に仕方。

じゃあなんで「好き」を隠せる静的オタクパワーが羨ましいのか?と聞かれると、それは多分、「独り占めできるから」になるんだと思う。

誰にも教えず、自分だけが好きでいること。自分が〇〇を好きなことは誰も知らなくて、〇〇を好きな気持ちは自分だけが知っていて、自分だけのもので。自分だけが密やかに「好きでいる」を楽しんでいる。自分だけが知っている「好き」を大事にできるって、それってある意味真のオタク。

何事も独占欲みたいなものがあるからあたしは同担拒否でもあるんだろうな~とメタ認知しているのだけど、そういう点ではあたしも本当は静的オタク寄りになった方がしあわせなんじゃないか?とも思っていて、メッチャメッチャ好きでいるこの感情を自分だけのものにできれば、もっともっと「好き」が育つんじゃないかって、最近勝手に考える。考えたところで一体何の話だってなるし、どうでもいいんだけど。ふと「好きを独り占めできる人」っているよなぁ。羨ましいよなぁ。と思って、書き起こしを残してみた。

今後は、あたしもひとつだけでも静的オタクパワーのようなものを身に着けてみたい。何かひとつ新しくハマった沼があったとしても、しばらくは誰にも言わずに独り占めしてみたい。

Twitterを辞めるしかない。

(☆オタク、脱Twitter編新章スタート──)

※絶対に無理でございます。



でゎでゎ、あたしでした‪ฅ^..̫ .^