あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

シャレマニ個別感想 タクミ√

 

どうも、あたしです。

シャレマニ個別感想、第7回目。

ネタバレをするので、未プレイの乙女の皆様方はお引き取りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃寺タクミ√感想

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えー、皆さん。まずお伝えしておきます。

あたしはまだタクミ√の所謂タクミENDしか終わっていません

スチルなしのバッドとスチルありタクミ(バッド)ENDのみ潜って今、ここにいます。

このブログのシャレマニ感想第1回目から閲覧していただいている乙女の皆様なら、お分かりですよね。今、相当しんどいです。

 

残すはあと陀宰メイとリョウイチさんだけ。

今回でPが暴かれ、全容がわかると踏んでいただけに、まさかの真相√に入れない現実。生殺し状態で放り出されたわけですよ。

 

 

わかりますか?

 

 

 

 

 

立ち直れそうにない。 

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アタイ、号泣。 

フローチャートで確認をしてみると、「二つの条件をクリアで解放」とあり、どうやらこれは恐らく攻略制限がかかっている陀宰メイor凝部ソウタ√の読了なのではないか?とググれば出てくる。そしてあたしはすでに前回でソウタ√を終わらせている。よって、陀宰メイ√解放後でないと真相√攻略不可であると確信。

 

 

早く、言ってよ。

 

だってさ、攻略順検索したら絶対アカンゲームでしょこれって??だから絶対あたしのように陀宰メイを後に残してタクミくん√行こうとしたオタクも一定数いるわけじゃん??それとも凝部ソウタと陀宰メイどっちも回収しないと真相√解放できなかったりすんのかな。だとしてもさ、廃寺タクミ√を先に回してしまったあたしらの気持ち、考えなかった??σ(^_^;)(同トラウマ被害者、集合!)

いや・・・いやいや・・・σ(^_^;)この気持ちのままあっさり陀宰メイ√には行けんよ。最後まで残してしまったリョウイチさんももはやどうでもいいよ。(おい)

 

え、あたしは、一体どうすればいいの・・・?

※すみませんね今回ばかりはしっかりとキモオタの感想ブログになります。

 

まさかこんなクソデカトラップが仕掛けられてるなんて思いもしなかったし、こんなに乙ゲで病んだの久しぶり。マジ病み。病みでしかない。鬱々としたパッションをぶちまけることしかできない。

 

あたしはですね、実は共通からタクミくんのことがず〜〜っと推しだったんですよ。大好きだったんですよ。

凝部ソウタ√でいよいよタクミくんが限りなく「黒」だと悟った時から、ここに来るまでそれはそれはもう絞首台に登っていく死刑囚みたいな悲壮感と、それでもタクミくんのことはおいたんが守る!!と決意を固め、きっと真実に何が待ち受けていたとしてもあたしは彼に対する「好き」は貫こうと、そう覚悟を決めていたんですよ。それなのに。

 

 

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真相すら知ることができなかった。

何これ???????こんな仕打ち、ある?(笑)厳し過ぎて笑いが出てきた。これがシャレマニのやり方なんか?こんなことが許されるとでも思っているのか???

ほんとは真相√も終わらせてから感想ブログ更新する予定だったのだけど、このまま先に陀宰メイだけ終わらせてから感想書くのじゃ絶対今このホカホカの熱量のまま書けないと思ったので、先にタクミくんエンドを終えた時点での感想を出します。真相は恐らく陀宰メイ√諸々終えた後で改めてアップします。

 

ちょっと、ごめんなさいねほんとに、いつもなら個別のストーリー展開を順に追っていく流れで書いているのだけど、今回は本当にただの廃寺タクミ限界オタクとして思ったことだけ書きますね。 

タ゛ク゛ミ゛く゛ゆ゛

(鼻水)

お゛い゛た゛ん゛ま゛だタ゛ク゛ミ゛く゛ゆ゛の゛こ゛と゛好゛き゛だよ゛(縦揺れ)

 

 

書きながら泣けてきたで・・・。え、何で、何でここまであたしはまだ廃寺タクミに縋っているのだろうか?どうして??自分でも理由がわからない。でも、理由に拘ってばかりの『お姉ちゃん』じゃ居られなくなったよ。

 

タクミくん√は、全体の感想として「哲学」「洗脳」の√。推し√だから贔屓するつもりじゃないんだけど、本当に、プレイして一番強く印象に残ってるのが、一つひとつの表現の美しさなんだよね。

 

 

 

「人間はどうして忘却する生き物なのか、考えたことはある?」

 

「時に大切だと思っていたことさえ、あっさり忘れてしまうことがあるよね。絶対に忘れないと思っていても」

 

「それは誰のせいなのかな?忘れてしまった本人?それとも忘れられてしまった何か?」

 

「どちらにしても、忘れてしまえば本人には関係ないんだ。忘れたってことすら忘れてしまったんだから」

 

「……身勝手だよね」

 

「でも、そうしないと寂しくて仕方なかったりするんでしょ」

 

「つらいこと、悲しいこと。忘れたいことは誰にでもある。きみにもあるでしょ?」

 

「どう、かな……」

 

「……例えば、だけど。大切な人を失った記憶は……思い出すのもつらい時もあるよね」

 

「でも、私はーー」

 

「人間は忘れてゆく生き物なんだから、仕方がないよ。抗って生きてもつらいだけだ」

 

 

こつんと、額が触れ合い。そのままの距離感で優しく囁く。

 

 

「壊れたもの、手放したもの、なくしたもの、きみは全部忘れてしまっていいんだよ。その代わり、大切なものはずっとそばに置いて」

 

「こうやって触れていればいいんだよ。そうすれば絶対に忘れることなんてないよね」

 

「だからみんな、『自分のもの』にしたがるんだ。好きな物、好きな人。あらゆるすべてを。そばに置いておけば……忘れないから」

 

「だから人は……生き物たちは、伴侶を作るんだよね。永遠を、誓って」 

 

「ボクも、欲しい。みんなと同じになりたいよ」

 

 

その『欲しい』は、他の誰でもなく私に向けられていて。

優しくも切実な瞳が私の視線を逃さない。

 

 

 

哲学過ぎるだろ。

あたし、大学の講義でもやたらと哲学とか美学の講義が好きで、友達はみんなつまんなさそうにしてる中で1人だけ熱心にノート取ってたんだよな。まあそんな話はどうでもいいんだけど。

とにかく、○○なのはどうして?じゃあ○○だと思うなら、何で○○は○○なんだろう?みたいな、今こうしてる現実が現実なのか夢なのか誰にも証明できない、みたいな哲学に耽るのがめちゃくちゃ好きなのよ。だからタクミくん√でのあの時のタクミくんの言葉はどれも胸に響いて、説明になってないとか本筋から離れてるとか胡散臭いとかそういうこと抜きにして「良い言葉だな」って思ったの。

 

 

 

「ボクが守ってあげる。つらいことすべてから。きみがそばにいてくれるなら、ボクの永遠をきみにあげる」

 

「だからきみの優しさを、きみの愛を……きみの迷いを、悲しみを、寂しさを」

 

「輝き淀み瞬くようなきみの心を、ボクにちょうだい」

 

「強いようでとても弱くて、それでもボクの隣にいてくれるきみはーーきっとボクの永遠になるよ」

 

 

朗々と肩られたそれは、ドラマの中のセリフのようで、歌い上げる詩のようだ。

だからだろうか。こんなにも近くで囁かれているのに、どんな恋愛ドラマよりも現実感がない。

 

 

「それは……どういう、意味……?」

 

 

ただ、冷たい指先から伝わってくるその感情は。

私を離しはしないし、それが本気だと示していた。

 

 

「……そのままの、意味だよーー……」

 

 

優しい吐息が、私の唇に届く。近づいた距離が、そのままゼロになってしまうかと思った。

 

 

 

ゼロになれよ___

 

 

いや、誰よりも語彙力ある

こんなに綺麗な言葉の羅列で告白されたことなんてなかったよ。あたし。ていうかシナリオライターさんとめちゃくちゃ気合う。間違いなく今までの乙ゲの中で一番綺麗だった。こんなに綺麗な言葉を使えるタクミくんは、タクミくんは本物じゃないって、誰が言うの????誰が信じるの????少なからずあたしの前でこう伝えてくれたタクミくんはタクミくんだったって、あたしは思ってるよ、、、(涙の池)

 

 

 

「もっと驚いて」

 

「もっとボクに、全部を見せて。ボクの目の前で。ボクの近くで」

 

「きみのすべてを手に入れるためには、きみのすべてを知らないと。ゆっくりでいいよ。時間はいくらでもあるから」

 

「……でも……」

 

「帰らなきゃ。元の世界に」

 

「悲しいことや、つらいことをしてでも?きみはそれで散々傷ついていたのに」

 

「そう……だけど……」

 

「独りはつまらないよ。きみがいると別の世界みたいだね。優しくて楽しい……アルカディアだ」

 

「ずっと一緒にいて。ずっとボクと手を繋いでいて」

 

「きみの鼓動を感じられる今この時が、ボクにとってのすべてだよ」

 

 

 

囁きの一つ一つが、私の力を削いでいく。いつもの自分なら、その身体を押し返していたはずなのに。

 

 

「……二人きりも、つまらないよ……元の世界に……帰らないと……」

 

「そうかな。ここには何でもあるんだよ?」

 

「きみが本当に望むなら、何だって叶えてあげる。きみがボクのものになってくれるなら」

 

「ボクが本当に欲しいのは、一つだけだからね」

 

「っ……」

 

(……今、私の世界には廃寺くんしかいなくて)

 

(きっと廃寺くんの世界にも……私しか……いなくて……)

 

(だからこんなにも簡単に言えるんだ)

 

(私しか、いらないってーー)

 

 

それが悲しい。悲しくてちくちくする。

 

 

「でも、やっぱりそれじゃ……寂しすぎるよ」

 

 

 

本当に綺麗過ぎるよ・・・。「良い乙ゲは、良いサブキャラから」というスローガンを掲げ、日々乙ゲと対峙しているあたしですが、「良い乙ゲ」の条件に「良い言葉」も入ると思っていて。

特に告白シーンなんてもう盛り上がりのボルテージマックスの到達点なわけじゃん。そこでいかに甘いセリフを吐かせるか、プレイヤーをキュンとさせるかみたいな所あるけどさ、なんかこう、綺麗な言葉で告白してくれる攻略対象って割と少ないと思ってるんだよね。

「俺だけを見てろよ」「もう我慢できない〜」みたいな、男!をグイグイ出しがちというか、それも十分ときめくんだけど、ときめくんだけどね、「きみの優しさを、きみの愛を……きみの迷いを、悲しみを、寂しさを」「輝き淀み瞬くようなきみの心を、ボクにちょうだい」「強いようでとても弱くて、それでもボクの隣にいてくれるきみはーーきっとボクの永遠になるよ」とか、 言ってくれる攻略対象、いますか????

なんて美しいの。なんて夢のような口説き文句なの。決して「好き」と言わなくても、こんなに綺麗な日本語で愛情は紡ぐことができる。廃寺タクミ√の一番の見所。素敵過ぎてここでもう辛い。もしかしてこの言葉たちも「嘘」かもしれないけれど、それでもタクミくんの口から生まれた言葉なのは事実だから。すごいよ、たまんないよ、好きになっちゃうよ;

 

 

 

「廃寺くんは……この『おはか』が大切?だからこうやって頻繁にここへ来るの」

 

「大切とは少し違うと思う。友達みたいな感じかな?」

 

「友達?」

 

「喋ったり、一緒に遊んだりはしてくれないけどね。昔みたいには」

 

「昔……?まさか生き物のお墓もあるの?動物とかーー人間、とか」

 

「これまでの……キャストとか……」

 

「……うーん、どうなんだろう」

 

「どうなんだろうって……人のお墓も、やっぱりあるの……!?」

 

「人かどうか、生き物かどうかにこだわるね。どれも『死んで』しまえば同じだと思うけど」

 

「そう、かな……」

 

「きみのかつての『家族だった』パルトも、その山の中にいるよ。生き物じゃないからきみは興味ないのかな」

 

「……!そ、そんなことないよ」

 

「ね。そうでしょ。長く一緒にいれば……関係ないよ、そんなこと」

 

「生きていたものもそうでないものも、ここではみんな一緒だから。寂しくないでしょ」

 

 

そしてタクミくんの思考の仕方もとにかく哲学的というか、物事の本質だけを見るタイプで、それが一層怪しさを感じさせてしまうのだけどそれがまた良くて。

 

 

 

 

「お姉ちゃんは、楽しく平和に過ごしていたいんだよね」

 

「誰のことも疑いたくない。ずっと言ってたもんね。それって何も悪いことじゃないよ」

 

「答えを出すのはお姉ちゃんじゃなくていいんだ。他の誰かが用意してくれれば、その方が簡単で幸せだったりもする」

 

「例えば、ほらーーお姉ちゃんは昨日言ってたよね。モルペウス計画は素晴らしいものだって」

 

「たくさんの情報を集めて、一番正しい答えを導き出すのがあの計画だった」

 

「人は何度でも間違えてしまうし、正しい答えはなかなか見つからないから。だから管理し、答えを示す」

 

「そうすると争いが一つ減る。過ちを後悔したり、誰かと言い争ったり、そんなムダなことはしなくてもいいんだ」

 

「それが溢れかえった世界は『面白くはある』けれど。でも面白いだけじゃダメだよね」

 

「区分けすればいい。面白いことは面白いこと。正しいことは正しいこと。管理し区分けすることで素晴らしい結果になる」

 

「きっとお姉ちゃんは、面白くはなくても正しい世界で生きていたんだ。そうと分かれば答えは簡単だよね」

 

「管理される側になればいい。そうすればいつでも平和で、みんなと仲良く暮らせるよ」

 

「独りぼっちの人もいなくなる。何も心配しなくて済むんだ」

 

 

 

絶対タクミくんには何かある、絶対に怪しいと頭ではわかっているはずなのに、楽な方へ楽な方へ思考を先延ばしにされて、裏表の「正しさ」で取り囲まれてしまう感覚。ダメだってわかっているけれど、それすらも考えずに、もう何にも考えずに、ただタクミくんとの世界に閉じこもってても良いのかもしれない・・目の前の幸せだけに包まれていればそれで良いのかもしれない・・・と思わされる。

そう、洗脳ですよ。タクミくん√は確実に洗脳が入っている。あれだけ他の√で散々Pは誰なのか?真の黒幕は誰なのか?と推理して全てに疑いながらプレイしてきたというのに、ここに来ても〜〜〜ど〜〜〜でもいいや〜〜〜〜目に見えるタクミくんさえ自分が「真実」だと思うのなら、何がどうなってもいいや〜〜〜って思っちゃう。それがまためちゃくちゃ怖い。タクミくん√本当に怖い。

 

 

怖いし絶対ヤバイ奴なのに、所々で見せる態度や言葉遣いが妙に美しかったり、綺麗な涙を見せたり、考え方自体は偏ってはいるけれどどこか信念みたいなものも感じられたりして。

これが「中毒性」っていうのかな〜〜とにかく、間違っているかもしれないのに何故か嫌いになれなかった。これが真実。

 

 

 

最後に本性が垣間見える瞬間とか、「よく出来ました」(トラウマ)のボイスとか。バドエン2種類それぞれ5周くらいしたから脳裏にこびりついているのだけどσ(^_^;)また岡本信彦の演技が上手いから余計ショックもデカイのだけどσ(^_^;)まあこうなることも最初からわかってたんだけどσ(^_^;)それでも!!

 

あ゛た゛し゛は゛廃゛寺゛タ゛ク゛ミ゛を゛嫌゛い゛に゛な゛れ゛な゛い゛(シャウト)

 

 

ねえ・・あたしは一体どうすればいい・・?他担の乙女たち・・・助けてくれ・・・・・・死ぬ・・・・;;;;;

陀宰メイのことも多分好きになる、むしろ結構な確率で落ちる気もしてるんだけど、多分タクミくんのことは絶対忘れらんないしずっと心のどこかで引きずると思う。。。

なんでなんだろ〜〜〜〜ほんとにさ〜〜〜ここまでされてそれでも嫌いになれないよ〜〜〜てかまだ真相知ってないから何にもわかんないよ〜〜〜〜(号泣)

 

マジ真相の入り方わからん過ぎて何回バッド見たん??っていうくらい見たけど、タクミくんEND(スチルありバッド)の方も正直嫌じゃなかったんだよなあ。もうさあ、タクミくんの根幹に寂しさとか独りぼっちの孤独みたいなのがずっと見えてたから、あたしのこと独り占めして喜んでくれるならそれで良いよ;;;;;という思考になる。本気でしんどい。

しかも、どうやらタクミくん√自体にハピエンなるものが無いみたいなんだよなあ。ねえ、泣いちゃっても、いいかな???????

え、タクミくん推しの未来はどうなるの?もう絶対に報われないの??あたしのこの胸の痛みは真相√を通っても尚消えないの????

もうほんとにシャレマニやだ 泣泣泣

 (ヘドバン)(ヘドバン)(ヘドバン)

マジで、タクミくん√だけハピエン無いの人道に反してるんじゃないかな????σ(^_^;)シャレマニは人の心を持っていないのかな???σ(^_^;)σ(^_^;)どこまで病みブログ書いて良いのかアタイわかんないよσ(^_^;)シンプルに今しんどいよσ(^_^;)

 

 

気になることもまだまだ残ってるしさあ〜〜、結局タクミくんはPじゃないのか?名前と容姿を奪われてずっと前から異世界でキャストとして参加し続けてるっていうのは本当なのか?何故クオリアシステムをオフにできたりドラマを配信させたりできるのか?黒幕サイドにいることは間違いないのか?真の黒幕は陀宰メイorリョウイチさんのどちらかなのか?特別なゲームとは何なのか?モルペウス計画と月面基地の話はどこで繋がるのか?

考えることを放棄したいくらいにはほとんど全部が残されてるがσ(^_^;) 

あと、やたら色んなものにアイスをかけたがるのは”あっち側”の者だからではない、よな???σ(^_^;)(マモル√で敏感になり過ぎたキモオタの図)さすがにね違うよねσ(^_^;)味覚はあるみたいだしσ(^_^;)

 

でも、別に元の世界に帰りたいとは思ってなさそうなのが余計不安にさせる。異世界人ではないにしろ、「異世界の人間」ではあるのか?とか、邪推が止まらない。

 

 

ただ一つ予想できているのが、主人公の過去には何かがあるということと、それはモルペウス計画と関係があるということくらいだわ。あと陀宰メイがキーになってるってこと。

マジで陀宰メイのこと殴りたい。タクミくんとのチュー阻止してきた時は軽く画面割ってやろうかと思った。いくらお前が何か特別な過去があったとしても、あたしは絶対にお前には屈しないからな(特大フラグ)

 

 

 

そしてあたしが一番恐れていること、

 

 

 

「憶えてる?昨日のこと」

 

「昨日?どのこと……?」

 

「ボクらは昨日も『あの人』を待ってたんだ。……憶えてる?」

 

 

あの人って誰(大泣き)

 

 

「そうだね、憶えてない。でもいいんだよ。ボクらは眠っていたのかもしれないし。今でも眠っているのかもね」

 

「明日目が覚めたら、今日のことをどう思うのかな。『お姉ちゃん』と過ごした時間をどう思い返すのかな」

 

「その中にどれだけの真実があるんだろ?ボクらが眠ってるかどうかなんて、誰にも分からないよね」

 

「これも……ドラマなの?」

 

「そうだよ。ボクらはみんなドラマの中で、みんな夢の中だ」

 

「そうじゃなくて……」

 

「なんで泣きそうな顔をするの?そうだ、『お姉ちゃん』の代わりに泣いてあげる」

 

「世界の涙の総量は普遍なんだって。誰かが一人泣き出すたびに、どこかで誰かが泣き止んでいる。だから」

 

「ボクが泣けば、『お姉ちゃん』は泣き止むかもしれないよね。ほら、表情が変わった」

 

「でも今度からは出来るだけ、台本から消しておくね。他の誰かに泣いてもらえばいいだけだし」

 

「そしてボクたちは望むものだけ待ち続けよう。悲しいことはぜんぶ、誰かに任せちゃおう」

 

「……誰かに代わりに泣いてもらうなんて、私は嫌だよ」

 

「二人だけの世界じゃ、寂しすぎるよ。私達だけ笑っていられればいいなんて、寂しい。やっぱり……ドラマは終わりにしよう?」

 

「みんなで元の世界へ帰って、そしてまたみんなで『仲間』になるの」

 

「私と一緒に帰ろう。大丈夫、ずっと一緒にいるから」

 

「……やっぱり、きみは」

 

「帰りたいんだね……」

 

 

ゆっくりと、草原の風が凪いでいく。

立ち上がり穏やかな草の波を一眺めしてから、廃寺くんは、私を見た。

 

 

「ーーどうしても欲しい物がある時」

 

「人はみんなそれを言葉にするんだってね。そうすると言葉が生き物になって、人を縛るんだって。自分も、他人も」

 

「ボクはそういうの、よく分からないけど。それで手に入るものならば何度だって言うよ」

 

 

静まった風が、廃寺くんの言葉を待っているようだった。

いつになく優しく目を細めていたけれど、出会ったころと同じ調子で、廃寺くんは言った。

 

 

「ボク、『お姉ちゃん』のことが好きなんだ」

 

「ボクが傷つかないようにっていつも考えてくれる『お姉ちゃん』が好き」

 

「なのに真実からは目を逸らさないようにって、考え続けている『お姉ちゃん』が好き」

 

「すごく真っ直ぐだよね。『お姉ちゃん』が考えていることは、全部分かる。全部分かるから、好き」

 

「……『お姉ちゃん』とずっと一緒にいたい。ボクの永遠をあげるから、ずっとそばにいて」

 

 

小学生を真似た無邪気さで、何度も好きと繰り返す。けれどその表情を見れば、それが本気だということが分かる。

独りで過ごした長い年月と。私と廃寺くんが一緒に過ごしたこの夏が込められた、告白だった。

 

 

(……どう、しよう……)

 

(まだ分からないことがたくさんあるし、見えないことがたくさんあるのに)

 

(なんて……答えれば……)

 

「答えて欲しいな。『お姉ちゃん』は……ボクのことが好き?」

 

「…………私はーー」

 

「ーー好き。私も……廃寺くんが好きだよ」

 

「ほんと!ありがとう、『お姉ちゃん』!これからはずっと『お姉ちゃん』と一緒にいられるんだ……!」

 

「じゃあ『お姉ちゃん』はボクのことを信じてくれる?ボクの言ったこと、迷わず全部信じてくれる?」

 

「全部……?」

 

「そう、全部。『お姉ちゃん』が信じてくれるなら……この世界のすべてはきみのものだよ」

 

「…………」

 

(私はーー)

 

「……信じ、られない……」

 

「…………」

 

「ごめん、信じられないよ。やっぱり、おかしい……」

 

「おかしいよ。どうして廃寺くんの指示でドラマが始まったの?」

 

「どうして廃寺くんだけは『クオリアシステム』を切ることが出来るの?」

 

「どうして……自分の歳も分からなくなるほど、この世界に居続けているの……?」

 

「やっぱり、おかしい。廃寺くんは私に隠してることがあるよね?そしてそれはーー」

 

「そう。まだ信じられないんだね、ボクのこと。うーん、なんで信じてもらえないのかな?こういう時はどうするんだっけ……」

 

 

私の話を遮った廃寺くんは、考え込む仕草をしてから手を伸ばした。

その指を私の指に絡め、引き寄せる。

 

 

「廃寺、くんーー」

 

「うん、そうだ。ドラマの途中だったね」

 

「ボクを信じて。信じられるようになるまで一緒にいよう?」

 

「怖いことは何もないよ。きみはボクを信じればいいだけ。ほら、ボクの目を見て」

 

「きみの目に映るのはボクだけで、きみの手が触れているのはボクだけだ。なのに他の何を信じるの?」

 

「ボク以外の何を信じるの。忘れていいよ、何もかも」

 

「……あ……!」

 

 

強く引いても後ずさっても、手を振り払えない。むしろそんな私を見て、口の端を上げ腰に手を回し、抱き上げた。

 

 

「逃げないで。もっと話そうよ。ボクを疑って。怒って。悲しんで。そして最後に……ボクを信じて、好きになって」

 

 

そして私の身体に顔をすり寄せる。ただの動物みたいに、その愛着を示すように。

 

 

「たくさんの人と演じる恋愛ドラマはもうおしまい。きみはボクとだけ、恋をして」

 

 

 

あ゛た゛し゛は゛何゛を゛信゛じれ゛ばい゛い゛の゛(縦揺れ)(横揺れ)

 

 

信じてえ;;;信じたいのに信じられねえ;;;;何だこの感情は;;;;;あの人って誰;;;;;なんで泣いたの;;;;;ひどいことしようとしてるんだろうけど、どうしてそんなに綺麗なことを言うの;;;;;;

もうこのままタクミくんのこと好きでいてもいいかな;;;;;(限界突破)

 

 

とんでもねえやべえ廃寺タクミ拗らせオタクブログやないか。

 

だってもう無理なんだもん、、、しんどいよ、、、まじで頼むから真相教えてくれ、、、、、どう考えても無理、、、この精神状態でリョウイチさんと陀宰メイ√潜れねえだろ、、、、、何で制限付けるんだよ、、、、なら√ごと制限付けてくれよ、、、;;;;;こんなの、あんまりだろ、、、、、、ヒグッ、、、グス、、、、;;;;

 

 

多分ここまで引きずるのは、タクミくんってやっぱり悪い奴だったのか〜〜〜あ〜あ〜〜〜で終われないのは、タクミくんに捧げられた言葉たちが本物だってまだ信じているからだよ;;;;;;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気に入りスチル紹介

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お気に入りもクソもねえよ;;;; 

まだギャラリー3個くらい空白なんだよ;;;;クソが!!!!(悪態をつくな)最初の頃は十二歳だと言われて「は?マジで?オトメイトついに犯罪犯させる気なんか????」と焦り散らかしていたのに、結局何歳かはわかんないけど自分(JK)よりは年上で身体も精神もしっかりした男の人で抱きしめられたり触れられた時の「弟」だと思っていたのにちゃんと「男」だとわかった時のドキドキとか忘れらんねえよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ねえタクミくん、タクミくんはあたしのことが好きだってことだけは、本当の気持ちだって思っててもいいんだよね????(クソデカ感情)

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

リョウイチさんと陀宰メイ、無事に終えて帰ってこれるか心配です。

 

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

 

 

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

それではまた次の感想ブログでお会いしましょう。あたしでした。