あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

シャレマニ個別感想 キョウヤ√

 

どうも、あたしです。

シャレマニ個別感想第3回目。まだ3回なの・・?攻略人数こんなに多いの、久しぶりなのでは?

 

とりあえず今回も言いたいことが渋滞しているので、できるだけまとめられるように頑張りますσ(^_^;)ネタバレするので、未プレイの乙女の皆様方はブラウザバックしてね。

 

 

それでは参りましょ〜〜〜〜〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

明瀬キョウヤ√感想

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 一言で言うと、本当に良かった。

ありがとう。君がメインヒーローでいてくれて。

これでPを引きでもしたら大笑いする所だった。もうね、シャレマニ、悠長に恋愛なんかしてる場合じゃねえ。まじで。

キョウヤ√もめちゃくちゃ推理する展開多くて全然気が抜けなかったσ(^_^;)でも、序盤から予想していた「実は妹がいた」事実は大当たりしたので満足。

 

恋愛面においても、程々に爽やかで嫌味がなく、非常に好感が持てた。

 

 

乙ゲお決まりの「寝ぼけてお布団イン」展開も共通から楽しめたし。

 

 

 

「明瀬さんは……お姉さんか妹さんがいるんですか?」

 

(私を誰かと勘違いしてるみたいだったし……)

 

「え?俺一人っ子だけど」

 

「え!?じゃあ、彼女が……!?」

 

「っはは。何言ってんだよ、いないって。いたらこんなとこ来てないし」

 

「……来てない?」

 

「ん?んん……あれ?そういう話じゃなかったかーー」

 

 

このさぁ、割と最初から主人公が明瀬キョウヤに矢印向いてる感じ。「もしかして明瀬さんって彼女いるんじゃ・・?」と思わずにはいられないくらい、距離の縮め方といい何気ないスキンシップといい、”慣れてる”から変に気にしてしまう主人公が年相応の女の子で、プレイしながら「あ〜〜わかる〜〜〜こういうことされたら意識しちゃうよねわかる〜〜〜」って感じで、とても心地が良かった。

 

 

「いつもそうやって撫でますよね、明瀬さん。私、子供扱いされてます?」

 

「ん?子供だなんて思ってねぇよ。妹みたいな感じかな。年下だし」

 

「妹……私これでも長女なのに」

 

「普段お姉ちゃんばっかしてて、甘えてないんじゃないのか?透けて見える。無理して頑張ってるのが」

 

 

ええ〜〜そういう感じで来るのずるくな〜い???

イメカラ赤のメインヒーロー、年上と言っても一個しか変わらないから、てっきり仲良しフレンド的スタンスで恋愛に発展すんのかと思ってたら・・まさかの「お兄ちゃん」を全開で出してくんのはずるいわ。包容力〜みたいな担当は他にもいるじゃんリョウイチさんとか茅ヶ裂さんとか。方向性違うけど大人の魅力を発揮できそうなミズキさんとかもいるじゃん。

お前がそれやんの???逮捕していい???(ピピーッ👮‍♀️)

 

いや予想外だわぁ〜〜σ(^_^;)

ギャップ強くて軽率にキュンキュンするだろうが。ふざけるな。

 

 

 

「『正義の味方』のドラマをやってた時のことを思い出しました。明瀬さんって、ヒーローっぽい」

 

「いいじゃん。俺にとってはすげぇ褒め言葉だ」

 

聞いてるかトモセ????

(隙あらば萬城イジリ)(やめたれ)

 

「私にとっても、『ヒーローみたい』は褒め言葉ですよ」

 

「……?」

 

「どうしたんですか?」

 

「いや……なんか、前にもそんなこと言われたような気がして……いつだったか忘れたけど」

 

「そう言われて、本物のヒーローに……誰かを守れる存在になりたいって思ったんだよな」

 

 

「来てない」、「前にもそんなこと言われた」とか、キョウヤ√は伏線の鏤めかたが上手い。 正直最初の「来てない」発言も後半になるとすっかり忘れてたし。敢えて最初ら辺に投入させておくあたり実に巧妙。さらにリョウイチさんからの『明瀬のことで話がある』件、実に良い。良いよ。

絶対良いヤツなのに、若干気になる発言や行動もあって、でもどう考えても良いヤツで・・っていう、余計な邪推を誘発してくる感じがめっちゃスリルがあって面白かった。

あとここでも「ヒーロー」関連が出てくるのね。

どこまでもトモセは二番手なの、ちょっと泣いちゃう・・。

 

 

 

「実は俺さぁ、ディレクター見てるとどっかで見たことある気がしてならないんだよ」

 

「見た目じゃなくて、喋り方とか、仕草とか……」

 

 今回の収穫その1。

スポンサーだった占い師の「戸賀ピリカ」 も結局名前だけ出て終わったの気になるな。他の√で詳細が掘れたりすんのか?

 

いつもの陀宰メイに加え、今回はミズキさんとも意味深会話が繰り広げられていたし・・そろそろ仲間外れはしんどいよ。。。おぢさんにも、教えて欲しいナ・・‼️σ(^_^;)

 

 

 

「こうまで何も出来ねぇって思うのは初めてだな……少しでも力になりたいのに……」

 

「……そう思ってもらえるだけで、十分だと思います」

 

「俺は……十分とは思えねぇけど。これまで後回しにしてきたツケが、今回ってきたように思える」

 

「ツケ?」

 

「ーーお世話になったある人に、指摘されたことがある。俺の欠点は、傲慢な卑屈だと」

 

「どっちも言われたことのない言葉だったから、その場は笑い飛ばしたんだ。でも、たまに振り返るとハッとする」

 

「……俺さぁ、昔から運動神経だけはいい方で、サッカーも好きだったしスポーツ全般得意な方だったけど」

 

「勉強はあんま得意じゃなかった。だから中学卒業してサッカーやめて、別のことしようって思った時に気が付いた」

 

「俺、それ以外のことは全然ダメなんだ。誰かを動かす説得力もねぇし、人に誇れる知識も経験もない」

 

「だからそれを、出来る限り努力で埋めた。それでようやく人並みくらいかもしんねぇけど、まあ……みんなの前で、話せるくらいには」

 

「それが、俺の卑屈だって言われた」

 

「卑屈……そうでしょうか。すごいことをしてると思うけど……」

 

「あれもこれも出来ないと不安がって、努力せずにいることが怖い。そういうのが、卑屈……かな」

 

 

卑屈 意味 検索🔍

 

 

「…………」

 

「そしてそれを人にも求めるところが、傲慢なんだと思う」

 

「瀬名。俺はあの時、『友人の死を受け止めて乗り越えるべきだ』と思ったんだよ」

 

「……私も、そう思いました」

 

「そういう『努力』をすべきだと思ったし、もし俺なら出来ると思ったんだ。……俺なら、な」

 

「俺は他人も同じように出来ると、そうすべきだと思い込みすぎだ。それが俺の傲慢、かな」

 

 

(なるほどねという気持ち)

イマイチここのエピソードが強引というか、理解しづらかったけど。「卑屈」じゃなくてもっと別の単語の方が良かったのでは?

そしてそれは結局誰に言われたのだろう・・両親とかではないのか?

 

 

「昔、公園でいじめっ子と対決したことがあってさ。何度も泣かされてケガして帰ってきたから、こいつとは勝負つけないとって思って」

 

「んで、町内一周して公園に早く戻って来た方が勝ちって話だったのに、そいつズルしてショートカットして戻って来たんだよ」

 

「えっ。ズルい」

 

「な。でもそいつが戻って来るころには、俺も公園に着いてたんだよな。そしたらそいつキレちゃって」

 

「それは……目に浮かびます……」

 

「結局殴り合いになって、それも俺が勝った」

 

「ふっ……それも目に浮かびます」

 

「で、それを……ええとーー」

 

「……?」

 

「あれ……誰だっけ、近所のヤツだったかな……そいつに、かっこいいヒーローみたいだってべた褒めされてさぁ」

 

「ああそれいいかも、みんなを守るヒーローになれれば一番自分らしいなって思ったんだよ」

 

 

目標を、たどり着くべき未来を、口にすることでその手につかむ。それが明瀬キョウヤの重要なプロセス。

こうしていちいち「お気持ち表明」してくれるからますます「ヒーロー」くさいし、結構不穏な匂わせがあるはずなのに、それでも明瀬キョウヤだけは大丈夫だろうと信じたくなる。かっこいいお兄ちゃんでもあって、正義のヒーローでもある男。おまけに天然タラシ。

やっぱ逮捕した方がいいのでは??σ(^_^;)

 

前々回でトモセが飛び入り参加してきたドラマ『正義の味方』では、タイミングを誤って窓から落下した主人公をサッと受け止め、そのままアクションを決め込みカッコよく助け出した明瀬キョウヤ。そして「お前のこと守らせてくれ」なんて、

 

 

ピンチを助けられた上にそんなことを言われたら、ますます好きになるしかないと思う。

.......ドラマの中の、『マツミヤ』の話だけれど。

 

 

完璧にハート、掴まれております。

いやだも〜〜カッコ良すぎでしょ〜〜そりゃ好きになるよ当たり前じゃんかも〜〜〜〜(のたうち回るキモオタの図)

ナチュラルにモテること全部やってくれてるσ(^_^;)さすが乙女ゲームσ(^_^;)

 

ドラマの内容に振り回され、さらにキョウヤを意識し始める主人公。

 

(いつも誰かを撫でてたのかな。こんな風に)

(それって誰なんだろう。例えば彼女、だったり)

 

いいぞ!!!いいぞ俺!!!ここまで全く問題がない。むしろパーフェクト。”男の子”を意識する理由がちゃんとしてて好き。

 

なのに、なのに!立ち塞がる壁!

 

「ーー明瀬さんは、信用しない方がいい」

 

トモセ、やんのか???

(萬城トモセに厳し過ぎるプレイヤー)

 

 

「夜中、宿舎から出て行くのを見た」。「わざわざ部屋の窓から、人目を盗んで出て行った」。

 

 

「あんな風に夜中に部屋を抜け出す人間をなんで信用するんだ?コソコソしているのは後ろめたいことがあるからだろ」

 

 

ぐう正論・・・(大汗)

リョウイチさんといい、トモセといい、ちょいちょいストップ挟んでくるのなんなの;;;不安になるじゃん;;;やめてよ;;;

面  白  く  な  っ  て  き  た  な ?

 

 

Pかもしれない、というトモセの言い分を聞いても尚、「疑われている明瀬さんが可哀想だ」と真っ先に考えてしまう主人公…。

 

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恋だ。(ゲンドウポーズ)

(こ〜い〜しちゃったんだ〜多分〜気づいてな〜いでしょ〜う )

 

 

 

 

 

疑惑を胸に仕舞い込み、1000p達成のご褒美にキョウヤが望んでいた「第二地区」の開放をお願いする主人公。

 

 

 

「メンテナンスの前、あるいはその最中に侵入出来ないか試すつもりだ」

 

「普段と違うメンテナンスになるだろうし、いつもと何か違うものが見られるかも。でも、その時もし異世界人に会ったらーー」

 

「……お前が見たくないものを、見るかもしれないだろ。もうお前が泣いてるとこ、見たくねぇよ」

 

「大丈夫です。それも含めて、責任は自分で取ります。連れて行ってください。お願いします」

 

「明瀬さんが何を知ろうとしているのか……私にも、教えてください」

 

「……俺の欲しい、答えだな」

 

「え?」

 

「いや。『お前のことは、絶対に俺が守ってやるから』。……守らせてくれ」

 

「……明瀬さんは」

 

「……ん?」

 

「私のこと、疑ったことはありませんか」

 

「え?何について?」

 

「全部です。プロデューサーじゃないか、スポンサーじゃないか、噓を吐いてないか……そんな風に」

 

「ない」

 

「俺、こういう勘は結構当たるんだよ。最初見た時に、瀬名は信用出来そうって思った。それと、信用しようって思った」

 

「んで今、その勘は当たってたなって思う。……俺はさぁ、宣言どおりもう誰のことも疑う気はねぇけど」

 

 

茅ヶ裂さん√で茅ヶ裂さんの事疑ってたけどな。

 

 

「九人のキャストの中で、お前のことを特別信頼してる。一緒にいんなら、お前がいいかな」

 

 

ウオォ;

 

 

「お前が何を思って質問したのかは訊かねぇけど、俺はとにかくそう思ってるから。だから、俺としてはーー」

 

「お前に信用してもらえるまで、俺は俺らしく、お前のそばにいるよ」

 

トモセ、すまんな。

あたしはキョウヤを信じる。

 

 

今回から第二地区の内部へ行けるようになったのもデカかったな。

廃墟みたいな所でさあ、SFホラーでよく見るコールドスリープみたいな機械があったこと、あたしは決して見逃さなかった。あれがめちゃくちゃ気になる。気になってしょうがない。あれもいつか種明かしされるんですか?どうなんですか??アア^〜〜

 

 

帰る時も、普通の地区はメンテナンスされてて、宿舎に中々たどり着けない。なぜあの時は帰れたんだろう...みたいな茅ヶ裂さん黒を匂わせる一文が多い。(こっち先やってれば…)

 

化け物たちが楽しそうに殴り合う光景とやらも、非常に気になるマン。ほんとにシャレマニって√全部潜らないと全てがわからないんだね?(当たり前体操)

 

 

 

「〜〜はぁああ、マジで焦った……ほんと予想つかないことばかり起こるし、俺言ったこと全然守れてねぇし」

 

「この上お前を怖がらせて泣かせたら、本気でヒーロー失格だなって思ったわ……」

 

「……ふふ。あんなにカッコよかったのに、本当は焦ってたんですね」

 

「そりゃな。その時は夢中だったからいいけど、思い返すとホントやばかったなって思う」

 

「風景違うから道には迷うし、夜なのになんでか異世界人はいるし……」

 

「そうですね……」

 

「あ、でも。俺もお前がいたから怖くなかった」

 

「え?」

 

「……怖く、なかったよ。お前を守らないとって思うと、他のことはだいたいどうでもよく思えた」

 

「約束しておいて良かった。お前を守るって約束が、俺を強くしてくれる」

 

「お前がいると、いつもより頑張れるみたいだ。……ありがとな、瀬名」

 

 

うう〜〜ンσ(^_^;)ずるいなあ〜〜〜σ(^_^;)σ(^_^;)

いつでもみんなが憧れるような眩しいヒーローなのに、「お前がいたから怖くなかった」なんて・・・ずるいよ〜〜〜〜(ジタバタ)(まな板の上の鯉)(恋だけに)(座布団1枚)

 

 

 

話し込んで、そのまま寝落ちする2人。手は繋いだまま、ベッドで添い寝状態。

 

 

 

(明瀬さん、本当に私のこと意識してないんだな……)

(いつも、妹みたいな扱いで)

 

「もー……」

 

(少しは意識、してください)

 

 

 

(必死で顔面の緩みを抑えるキモオタの図)

 

 

 

言えない。

言えないけど、心の中で呟く。

 

(……私は、こんなに意識してるんですから)

 

手を握ることも、二人きりで話すことも、照れくさいし恥ずかしい。

明瀬さんに自分がどんな風に映っているか、気になって仕方がない。

優しい言葉を掛けられると、嬉しくて仕方がない。

──ずっと、一緒にいたい。

それがどんな『特別』かくらい、私にも分かる。

 

(明瀬さんのこと、好きみたいです)

 

 

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わかる。

(こ〜い〜〜のはじま〜り〜〜胸が〜キュンとせま〜〜くなる〜〜)

 

 

 

 

リョウイチ

「好きだという思いを、信じるための口実にしてないか?」

 

 

 

グッッッッッサ!!!!(吐血)

 

 

 

「……え?」

 

「口実にしてないかと言ったんだよ。明瀬を、信じるための」

 

「好きなんだろ?明瀬のことが」

 

「……なんで……」

 

「見ていれば分かるよ。あいつを目で追って、一挙一動に反応して。別に隠さなくてもいい」

 

「こんな異常な世界で異常なルールを強いられ、そんな中で導き明るく励ましてくれる人間がいれば好きにもなるだろうな」

 

「…………」

 

「いや、本当に。悲しみや恐怖から救い出してくれる存在は貴重で大切なものだ」

 

「それを恋と錯覚したって、誰がそれを責められる?吊り橋効果って言葉もあるくらいだからな」

 

「それは……悪いことですか?」

 

「ははっ。だから言っただろ。責められることじゃないし、俺は責めてる訳じゃない」

 

「ただ……そうだな。俺との約束を、守ってもらおうかと」

 

「詳しい話はメッセージを送っておいたから好きな時に読んでおいてくれ」

 

 

ねぇ、またあたし間違えたの・・?

 

 

「?メッセージですか?今話してくれれば……」

 

「お前はあまり聞きたくない話のようだからな。嫌なら読まなければいい。好きにしていいよ」

 

ねえ……………。

 

 

『忠告する。明瀬と距離を縮めるつもりなら、このことを知っておいた方がいい。』

 

『まず一つ、明瀬の両親はスポンサーだと思う。バックナンバーのエンドロール、そのスポンサー枠に明瀬という名字があった』

 

 

お前もか……………。

 

 

『明瀬キョウカと明瀬シンヤ。恐らく夫婦だろう。名前しか確認出来なかったので、わざと明瀬の目のつく場所にそのバックナンバーを置いた』

 

『するとそのバックナンバーを観た明瀬は動揺し、そのデータを持ち出そうとした。しかし出来なかったので諦めたようだった』

 

『図書館の棚に戻し立ち去った。そこまではこの目で確かめた。以下がバックナンバーへのリンクだ』

 

『スポンサーの家族や友人知人は、同じようにスポンサーになる可能性が高いと聞いた』

 

『明瀬自身もそうであるとは言い切れないが、そうではないという確証もない。またーー』

 

『明瀬の行動は、スポンサーを想起させる行動が多すぎる。具体的には以下のとおり』

 

異世界人の好みを調べて回っている。キャストを選定する際の参考にしている可能性がある』

 

『ポイントをためて帰還すると言いながら、異世界配信についての情報収集に尽力している。より多くのドラマをこなそうとしない理由が不明だ』

 

『上記二点。未開放地区の解放についても気になっている。なぜ明瀬はこの地区にこだわったのか』

 

『これらの疑惑があることを頭に置いて、彼と付き合った方がいいと俺は考えている。判断は明瀬に任せる』

 

 

ここで、一瞬でも明瀬キョウヤのことを疑ってしまったあたしを誰か殴ってくれ。

リョウイチさんほんまに何?怖いんだけど。。。まあ疑う方が正しいのはわかってるんだけどさ・・・。

 

「ポイントを貯めて元の世界に戻るから、以降誰のことも疑わない」と言ったのに、それでもまだ夜中に出掛けて調査を続けている。明瀬さんから家族の話を聞いたことがない。家族に関する演技に詰まる。この時点で「明瀬キョウヤはスポンサー説」を考えるオタクが多いことは十分わかる。わかるけどまああたしにはダメージ少なかったね。

だって茅ヶ裂マモル√を終わらせているから。

(圧倒的敗者)(辛かった)

 

 

 

「───質問があるんです、明瀬さん」

 

「ん……うん。なんだ?」

 

「他の人には言いません。だから、本当のことを教えてください」

 

「いつも本当のことを話してるつもりだぜ?……って、言いたいことはそうじゃないよな。いいよ。何でも訊いてくれ」

 

「……訊きたいのは、明瀬さんのご両親についてなんです」

 

「…………」

 

「答えて……くれますか?」

 

「ああ……」

 

「明瀬さんのご両親はーー」

 

「もう亡くなっているんですか……?」

 

「いや。生きてるよ。しばらく会ってないけど」

 

「そうなんですか?あれ……じゃあ、DEAD ENDにはなっていない……?」

 

「……うちの両親は、キャストになったことはない。それについては、勘違いしてるんじゃないか」

 

(それについては……)

 

「じゃあ……もっと率直に質問しますね」

 

「……ああ」

 

「明瀬さんのご両親はーー」

 

「ーースポンサーですか?」

 

「そうだ」

 

(……そんな、あっさりと……)

 

「明瀬キョウカさんと、明瀬シンヤさん……?」

 

「名前まで知ってるってことは、バックナンバーを観たのか」

 

「それは……まだ、観てはいませんけど……」

 

「そっか。まぁ、どちらにしても俺の両親がスポンサーであることは事実だな。何があろうと変わらない」

 

「…………」

 

「ーーオヤジとオフクロがスポンサーだってことを知ったのは俺が十四歳の時だ」

 

「二人が異世界配信に協力している姿を見て、異世界配信がただの噂じゃなく本当にあるものだと知った」

 

「それから自分でも異世界配信について調べて、両親とも色々話したけど……」

 

「まあ……結局俺は今、自分の意思でここにいる」

 

(自分の意思でーー)

 

(明瀬さんは。明瀬さん自身はーー)

 

スポンサーじゃないですよね?

と、口からこぼれかけた疑問を飲み込む。

 

(……ううん、訊く必要なんてない)

 

 

訊けよ!!!、!!

今こそ訊けよ!!!!!

今じゃなかったらいつ訊くねん。

 

「いや、まだ大事なことを聞いてないだろ?スポンサーは……スポンサーの家族は、その多くが影響されて異世界配信に協力する」

 

「うちの両親もそれは同じで、親戚や友人、そして息子の俺もスポンサーに引き入れようとした。そしてーー」

 

「でも、明瀬さんはスポンサーじゃないですよね?」

 

「迷ったりもしながら、いつだって私達を信じようとしてくれた」

 

「誰にだって秘密はあるし、黙っていることもあるでしょうけど……でも、それはスポンサーだからじゃなく」

 

「みんなと一緒に、元の世界へ帰るためだって。私はそう信じます」

 

 

せや!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

「私は……明瀬さんのことが好きです。でも、好きだから信じたいんじゃなくて」

 

 

おお!??

今作の主人公、結構すぐ告白する。

 

 

「今までのすべての積み重ねが明瀬さんを信じるすべての理由になってます」

 

「だから、信じられるから、明瀬さんの力になりたいし……安心出来るから、一緒にいたい……」

 

「明瀬さんは、出来ることならこれからも……悪い夢を見ないように」

 

「一番近くに、いて欲しい人です」

 

「じゃあ、おいで」

 

 

じゃあ、おいで!?!?!!??!???(ガタッ)

 

ここで28749896人は死んだな。意味わからん。

「好きです」「一番近くにいて欲しい人です」て言われて、「ありがとう」でも「俺も」でもなく、「じゃあ、おいで」って何????死ぬか?? 

こいつまじ、、、乙女の心弄び過ぎててムカつく、、ほんとにムカつく、、、無理、、、普通に結婚したくなった、、、σ(^_^;)

 

 

「じゃあ、おいで」、新たなオタク構文作れる。

「○○してほしいです」「じゃあ、おいで」。

 

 

「……えっ」

 

「一番近くがいいんだろ?ほら」

 

「あ、あの……」

 

「やっぱり、そうだよなぁ」

 

「……やっぱり?」

 

「……俺も、一番近くにいるならお前がいい。悲しいことや、苦しいことや、つらいことがあれば誰にだって力は貸すけど」

 

「どうしても誰か一人しか救えないなら、お前の手を握っていたいって思うよ」

 

「そうじゃなきゃきっとお前は救われねーし……俺自身も、後悔する。そのくらいには」

 

「俺の中でお前は特別だ。お前もそうだって、思ってもいい……よな?」

 

 

 

うーん。主人公が明瀬キョウヤのこと好きになるのはわかるんだけど、明瀬キョウヤはいつ主人公に落ちたんだろう。

茅ヶ裂さん√と違って、攻略対象のドボンの瞬間がイマイチわからない。日々の生活で触れ合っていくうちに、自然と・・なのかなあ。でもまだそこまで明瀬キョウヤに対して良い所見せれてなくない?

 

 

「そう、ですけど……えっと……多分、私と明瀬さんの意味は少し違うような……」

 

「そうなのか?それは俺の彼女になってくれるとかそういう意味じゃなく?」

 

「……!む、ムリしなくていいんですよ?私、明瀬さんに意識されてないなって思ってましたし……」

 

「え、何で?」

 

「だ、だって……隣で一緒に寝ても、全然気にしてなかったし……」

 

「いや、それはさーーベッド借りたのは俺だけど、お前が先に寝たんだからな?俺の隣で」

 

「え!?お……覚えてない……」

 

「だろ?こいつ俺のこと男だって意識してないなって思ったよ」

 

 

ふーーーーーーーーーーーん。

なるほどね?続けて。

 

 

「ええぇぇ……」

 

「……まあでも、その時はそれでいいって思ってたのも事実だな。それくらい安心してくれてるんだって、嬉しかったし」

 

「それに……俺もお前に対して妹って気持ちの方が強かったから。お前のことがほっとけないのも、そのせいかって」

 

「でも、今は……」

 

「ーー言われて気が付くって、ダメだよなぁ」

 

 

・・・・

・・・・

・・・・・・

 

は?

 

 

いや、これはダメだわ。こればかりは絶対に乙ゲでやっちゃアカンことやっとる。

「言われて気が付いた」って、一番根拠が薄い証言です。

まずワイから言わせるんか〜〜いって感じだけど、それは別にいいのよ。グイグイ来る主人公好きだし、合ってると思う。でもさ、「お前のこと好き!いつから好きなのか?今言われて気付いた!」って・・・それで納得すると思う???

すみませんねσ(^_^;)こういうとこで厄介オタク発動しちゃうんでねσ(^_^;)ほんと無視してもらって構わんですσ(^_^;)でもここだけは譲れないσ(^_^;)

 

 

 

「守らせてくれってお前に言ったあの時から、お前もう特別だったんだと思う。……好きだったんだと、思う」

 

「でも嘘を吐いてる俺にそんな資格はないし。考えないようにしてたかも」

 

「だって、お前のこと好きになったら……全部黙ってるなんて、絶対無理だ」

 

「いつかみんなにも、バレる時が来ると思ってた。俺の両親がスポンサーだってことは」

 

「事実だから仕方がない。そうなったら俺はきっと疑われるだろうなって」

 

「なのにお前は俺を疑わずに、スポンサーじゃないって言い切るんだもんな」

 

「どうするんだ?今この瞬間もお前を騙してるだけだったとしたら。全部嘘かもしれない、さっき話したことも」

 

「……お前が特別だって話も、嘘だったとしたらーー」

 

 

 

それは殴る(バイオレンス厄介オタク)

 

 

 

「でも、信じてます」

 

「…………」

 

「それでも……好きです。おかしいでしょうか……」

 

「……いや。おかしくねーよ。俺だっていつもそうしてきたんだ」

 

「どんな嘘でも裏切りでも、俺がそうと思わなければいいだけだからな。それが信じるってことだと思ってた」

 

「……まあ、本当にそれが出来るかどうかは、やってみなきゃ分かんねぇけど……」

 

「でも……俺も、お前が好きだ。お前が俺のこと信じてくれてるって思うたびすげぇ嬉しかったし」

 

「お前が横で笑っててくれると、意味分かんねーくらい幸せだよ。多分、どんな瞬間よりも……」

 

「だからこんな風に、いつもお前に……救いを求めるんだと思う……」

 

 

救い……?

 

 

「ーーこの世界に、救いはない。誰もが死に向かうように崖の上に立たされて、疑い合うように仕組まれている。俺自身も」

 

 

 

てかちょっと待て?すごい話戻るけど、ユキちゃんが最後の一人に残ったって、Pも死んだってこと?

 

未来のあたしへ

 

そこら辺もモヤるので伏線回収と一緒に、頼みます。

 

あたしより。

 

 

 

 

 

ま〜〜とりあえず、さ。キョウヤ√真相。

明瀬キョウヤ、十八歳、情報管理局所属。

 

カッコいいいいいいいい!!!!!!!! wwwwwwww

 

バカカッコいいやないか。理想過ぎる俺TUEEEEE展開。カッコ良すぎてそりゃトモセも負けるわ。(しつこい)

 

 

「……昔は、仲のいい家族だったんだ。オヤジもオフクロもちょっと厳しいとこあるけど俺にとっては最高の両親で」

 

「オヤジとオフクロが褒めてくれるから、俺もサッカーを好きなだけやれた。ほんと、普通の仲のいい家族だったと思う」

 

「二人が、スポンサーだって分かるまでは」

 

「そう知ってからは……何度も両親とケンカして説得しようとしたけど、ダメだった。そんで中学卒業と同時に家を出た」

 

「俺に『正しいこと』を教えてくれた両親が、間違ったことをしているのが許せなかった。だから俺はその情報を持って情報局に行った」

 

「けど、異世界配信については情報局もまだほとんど把握していなくて、局が動くのはそのずっと後になった」

 

「じゃあ、明瀬さんのお父さんとお母さんは……」

 

「罪状を問われるのは、俺たちが向こうに戻ってからだと思う。まだ普通にスポンサーしてんじゃねぇかな」

 

「…………」

 

「でも、情報局は俺のことを情報提供者としてサポートしてくれて、そのおかげで寮のある高専に入れたんだ」

 

「本当はすぐにでも局員に志願したかったけど、勉強はちゃんとしとけって言われてさ」

 

「まあ局員じゃなかったおかげで、今回のメンバーに選ばれた訳だけど」

 

 

ん??つまり??Pもわかってて明瀬キョウヤを選抜したの?

わからん!!!!やっぱりわからん点多すぎる!!!!

 

 

潜入捜査のメンバーに局員のオッサン達が潜入してきたら怪しいだろう、とのことで、学生のキョウヤが適任だった。

 

 

「んで、スポンサーに接触してキャストとしてこっちに来たんだ。お前にはずっと黙って協力してもらってたけど」

 

 

んん????茅ヶ裂さんに???どゆこと????

 

 

「お前が好きだ。俺はお前と自分の信じる正義のために、異世界配信を潰して元の世界へ帰る」

 

「こっちに来て、やっぱり俺の両親は間違ってたって確信した。この世界は、間違ってる」

 

「こんなにお前に触れたいって思うのに、それも出来ないような世界なんて……形だけの理想なんていらない」

 

「俺はお前を、みんなを信じる。裏切り者はーー『出さない』。全員で無事に帰る。みんなの前で違ったとおりだ」

 

 

うん。とりあえず、明瀬キョウヤは「白」だった。

その事実が分かっただけで今の所は納得するべきだ。そうだろ???

 

 

 

 

ユキのバックナンバーをもう一度見る覚悟を決める

 

「あー、待った!そこ、瀬名の隣!俺が予約!」

 

「え?」

 

「あ、明瀬さん?」

 

「お前はもう朝メシ食べただろうが」

 

「ちょっと運動してきたんで座って休憩しようかと」

 

「朝も走ってたのに?お前はマグロみたいだな」

 

「なんでマグロ?」

 

「……マグロは泳ぐのを止めると窒息死するから、一生泳ぎ続けるんだ」

 

 

tsurinews.jp

 

 

「今休憩してるっつってんのに」

 

「わざわざ瀬名の隣に座るために戻って来たようにも見えたが?」

 

「それもそうですけど。瀬名の隣は一生俺が予約で」

 

「一生って……」

 

「大げさな」

 

「大げさじゃないっすよ。過剰に近寄るのも禁止っすからね。特に双巳さん!」

 

「なんで俺を指名なんだ」

 

「瀬名にちょっかいかけるの好きじゃないですか。でも、こいつは俺の彼女なんで」

 

 

ホァーーーーーーー。

 

 

「……え?」

 

「……は?」

 

 

 

恥ずかしいんだが〜〜wwwwww

勘弁してくれ〜〜〜アタイはプラトニック・ラブが好きなんだよ〜〜〜(聞いて&ない)

 

 

 

 

お付き合い宣言を受け、慌ててトモセに呼び出され叱られた時も、

 

 

「……邪魔して、悪かったな。俺はあいつ以上に大人じゃねぇから」

 

「そんなことは……」

 

「あいつはお前と一度キスしてるから、あんま二人きりになんないでほしいっつっても?子供っぽい嫉妬だなって我ながら思うけど」

 

 

嫉妬チュ〜〜(爆散)

 

ま〜じでずるいんだが?何事?頼れるお兄ちゃんかと思いきや、わかりやすく独占欲出してきたり嫉妬したり・・

 

 

「お前は、俺が待っていてくれと言ったらずっと待っていてくれるか?」

 

「時間がかかるかもしれない。それでも……待っていてくれるか」

 

 

んも〜〜〜〜〜〜〜 🐮

匂わせんな。頼むから。

 

 

 

終盤では、効率よくポイントを貯めるため異世界配信をリクエストするように。

「仲良くなった異世界人は、ポイントを多めに入れてくれることもある」という新情報。異世界人、もしかしたら人間説、というか、人間と何か関係がある説。

 

 

 

そして、キョウヤがリクエストした最終回の家族モノが、過去にDEAD ENDになった友人のユキのドラマだったという展開。

 

 

 

「ーーやめよう。このドラマを選んだ俺が悪い」

 

「やめません。私と一緒に最後まで演じてください、明瀬さん」

 

「無理すんな。罰ゲームを受けたってもうすぐ3000に届くし、元の世界に戻れば奪われた機能も元に戻るんだ」

 

「罰ゲームは俺が受けるから。ごめんな、気が付かなくて……」

 

「明瀬さん!私……明瀬さんみたいになりたいんです」

 

「……俺みたいに?」

 

「『友人の死を受け止めて乗り越えるべきだ』。そう言いましたよね。明瀬さんなら出来るから、私にもそれを勧めたんですよね」

 

「そうだ、けど……」

 

「あの後、ユキの動画は観ました。やっぱり泣いちゃいましたけど、最後まで観ました。一人でも、何とか」

 

「ドラマの中のユキの姿は絶対に忘れません。だから、今度は私がユキの代わりにこのドラマを演じます」

 

「大丈夫です、出来ます。それに明瀬さんが一緒に演じてくれるなら、何も怖くありません」

 

 

ウンウン。やはりキョウヤ√での主人公も、別にウザくはないな。むしろ普通に好き。どうしてトモセ√で崩壊していたのか不思議でたまらん。これは何度でも言うからな。

 

とにかく、主人公は明瀬キョウヤと共に過ごしていく中で、手に入れたものは恋とか愛とかそういうヌルいものだけじゃなくて、自分自身の「成長」もしっかりゲットしてんのよ。王&道。好感。

 

 

 

「ーー焦るんだ。焦って、迷う。これでいいのか分からなくなる。何か違う気がする」

 

「俺、どっかで間違ってねぇかな……お前に全部話したのも、お前のことを好きだって言ったのも」

 

「本当は……全部……間違ってたり、すんのかな」

 

「ごめん。……ごめん、これじゃダメだ。今のこそ、間違ってる……お前を傷つけるだけで」

 

「…………」

 

「間違っても、いいですよ。ちょっとびっくりしましたけど……私が明瀬さんのことを好きなことに変わりはないので」

 

「……俺だって、変わりはねぇよ。でももし、俺がお前のことを好きだって言わなければ」

 

「俺が自分の役目だけを果たしていれば……お前はもっと楽に生きられたんじゃねーかって」

 

「いつか俺の存在が、お前の重荷になるんじゃねーかって考えると……」

 

 

 

それに畳み掛けるようにして、明瀬キョウヤの「さよなら」匂わせね。ほんと、どこまでもずるいのね、あなた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストのお楽しみといえば、アレですかね。

 

 

 

「眠いか?瀬名」

 

「ん……少し……」

 

「んじゃ一緒に寝るか」

 

「ね、寝るってっ」

 

「前も一緒に寝ただろ?」

 

「で、でも……今は……恋人同士、だし……余計に緊張して……」

 

「だーいじょうぶだって。何もしねぇから。ほら、おいで」

 

 

 

お前、「おいで」禁止な?????

それに何もしねーのかよ。(※CERO B)

 

 

 

「……安心……するな。お前がここにいることを感じられて……やっぱりこれでいいんだって、信じられる」

 

「お前は俺の真似なんかしなくても、いつだって強くて、真っ直ぐで」

 

「忘れられないよ。何があっても……お前も、俺のことを覚えていてくれるよな」

 

「もちろん忘れませんけど、それは……どういう……」

 

「例えばの話だよ。誰か一人でも覚えているなら、間違いなくそこにそいつは存在して」

 

「お前の友達みたいに、お前がちゃんと覚えていてくれるなら、絶対に……消えてしまったりはしないんだって」

 

「悲しんだり、諦めたりする必要はねーんだって。そう思っていいよな」

 

 

(※↑ウルトラS級フラグ)

 

 

「明瀬さんは私のヒーローですから、消えたりしないでくださいね……!」

 

「はは、しねーよ。……お前のヒーローか。それならそれで悪くないが、やっぱみんなのヒーローでもありたいからなぁ」

 

「もう誰も、失いたくないから……お前のことも」

 

「忘れない……忘れたく、ないーー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────

 

 

「……お前も、知ってるんだよな?明瀬が……情報局の人間だってこと」

 

「……知ってる。でも陀宰くん、どうしてそれを……?」

 

「本人から聞いたんだ。俺の持ってる情報と引き換えに。信頼の証というかーー」

 

「……とにかく、その話をするうちに……いや、それ以外の話をしている時もだ。明瀬の記憶の欠落に気が付いた」

 

「……!!」

 

 

ハッシュタグ、お前の持っている情報、とは。

まじでさ、陀宰メイが至る√でも意味深ムーブかましてるからさあ、、、気になりすぎて、木になっちゃったわよ。

メイ√は最後から2番目にやるって決めてるから。あたし。

 

 

「わ……私も!私もそう思う。何かあると思う。でもそれが何か、全然分からなくて……」

 

 

「いくら正義感が強いとは言え、スポンサーだと判明しただけで絶縁したりするか?」

イコール、記憶を消されている?

 

 

「でも……記憶が消されるのは『DEAD END』になったキャストについての記憶だよね?」

 

「それなら、明瀬さんは過去のキャストと知り合いだったってこと?」

 

「知り合いというか……実はほぼ、答えのようなものを手に入れてるんだ」

 

「そうなの!?それってーー」

 

「ただ、確認したい。お前なら分かるよな?消されたキャストがどんな最期を迎えたか」

 

「ディレクターは、思い出さない方が幸せだとまで言った。ーーじゃあ、明瀬は?」

 

「明瀬の記憶についても、こうやってほじくり返すことが本当に正しいと言えるんだろうか」

 

「真実に踏み込むことが、本当に正しいと思うか?……瀬名。お前が決めてくれ」

 

 

何で俺が!!!!!!!

思い出すべきに決まってんだろ!!!泣

 

でもここで、ユキのバックナンバーを乗り越えた主人公と繋がるのよね。「乗り越えるべきだ」という傲慢が正義に変わるんだよね。素晴らしく綺麗な収束。

最終勝負がここら辺で来るな・・・と予感をさせておいて、キョウヤ√において一番ずるいと思ったこと。それは、

 

 

 

「実は俺……プロデューサーが誰か分かったんだ」

 

 

このタイミングで!?!?!?

 (椅子から転がり落ちるキモオタの図)

 

いや、オメエ、誰のことも疑わない言うてたやんか。ガッツリ疑っとるやないか。

しかもさあ、今この局面で重要ではなかった「Pの存在」というものが「判明した」と断言されるのってさあ、、、ズッル!!!!!

 

 

 

「ほぼ、間違いないと思う。前から見当はついていたけど……ここ数日で確信した」

 

 

 

過去最高に画面タップするのが怖かったあたしの気持ち、お前にわかるか?

 

 

 

「今手元にある情報で、異世界配信は停止出来ると思う。けど、このまま帰っていいのかが分かんねぇ」

 

「それは……プロデューサーを指名して帰った方がいいってことですか?」

 

 

 

学級裁判、始まります!!!!!(始まりません)

 

 

 

「いや。みんなで協力してためたポイントを無駄にはしたくねーし……」

 

「それに、そうやって誰かを吊るし上げることが嫌で、俺はみんなのことを信じるって言い続けてきたんだ」

 

「でも、迷う。本当にこのままプロデューサーを情報局に引き渡してもいいのか。俺は、俺達は何も言わなくてもいいのか」

 

「…………プロデューサーを特定したら……」

 

「私は、なんて言ったらいいのか分かりません。きっとその正体が誰でも」

 

「何も言えないと思います……ずっと、仲間だと思ってたから……」

 

「……それは、分かってる。ただ、俺はーー」

 

「瀬名、部屋にいるのか?明瀬の部屋に行ったんだが、誰もいないみたいで……」

 

 

 

ウオオオオオオオオ教えてくれええええええええええええ陀宰メイお前ええええええええええええええええええ

(憔悴するキモオタの図)

 

 

「ああ、明瀬もこっちの部屋にいたのか。って……んん……?」

 

「いやいや、きみねぇ。鈍いねぇ。だから瀬名くんの部屋へ行くのはやめておいたらって言ったのに」

 

 

 

今それどころじゃない、それどころじゃないの・・・でもこういうの、好きなの・・・・;;;;;

 

 

 

「……なんか誤解してね?瀬名と一緒に寝たけど、別に何もしてねぇし」

 

 

 

うおおおおあああ

 

 

 

「それはそれでどうかと思うけど」

 

 

 

ああああああああああああ

 

 

 

 

「俺も約束してから後悔しましたよ……」

 

 

 

ああああああああああああああああ

過多、色々と過多なの。ねえ。いいからもうドラマに集中して! 

ていうか結局Pが誰なのかは教えてくんないんじゃん!!ですよね!! 

 

 

 

 

 

ラスト、意を決してドラマを演じることに決めたキョウヤ。案の定消されていた記憶が蘇る。

 

 

 

 

 

 

「子供は、あいつらは……お前の道具じゃねぇよ!!なんで勝手に連れてくんだ、なんでーー」

 

「もう戻って来ないって、死ぬかもしれないって分かっていたくせに、なんで二人を連れて行ったんだ!?」

 

「ナナカも、ナツミも……おまえらをしんじてたのに!!」

 

「ーーそうだ。そうだよ、わざわざお前らは俺に配信を見せて、二人の死を見せつけて……それで」

 

「ナナカとナツミが選択を間違えただなんていったんだ!二人を!まるで自業自得みたいにっ!!」

 

「俺の前でよく言えたよな……自分達がナナカとナツミをキャストにして、見殺しにしたくせに……!!」

 

「お前らの……娘を……っ!!」

 

「お前の手なんて、誰が取るもんか……だからナナカだって、ドラマを拒否したんだ」

 

「ナナカも、ナツミも、俺も……二度とお前には従わない……!!」

 

「返せ……返してくれよ……なんで分かってくんねぇんだよ」

 

「なんで俺は、ナナカとナツミを……助けてやれねぇんだよ……っ」

 

「何でも出来ると思ってたのに、俺は何も出来なくて」

 

「俺は……っーー」

 

「なんで……ずっと、忘れてたんだよ……大事な妹のことを、なんで」

 

 

B I N G O

妹がいたことを予想していたオタク、多そう。

 

 

「世界中の誰が忘れたって、俺は」

 

「俺くらいは、思い出してやらないと」

 

「……二人が……可哀想だろ……っ」

 

「ーーもうどこへも、行きたくない」

 

「俺はどこへも……行けないんだ。二人が、いないと」

 

「ナナカとナツミを……返して、くれーー……」

 

 

 

取り戻した記憶により激しく動揺し、与えられた台詞を無視し続けるキョウヤ。このままじゃ罰ゲームになる、と思った主人公が取った行動は、「飛び入り参加」

 

 

 

「このまま終わっちゃ、だめだ」

 

「行くね、私」

 

「瀬名……」

 

「こんな時どうすればいいか、ちゃんとお手本見せてもらってるんだもん。すごいよね、明瀬さんてば」

 

 

とてもいい展開!!ここでやっと良い所を見せれるね!!

 

 

 

 

「私は、一緒には行かないよ。私もヒロトくんも、お父さんにはついていかない」

 

「……!!」

 

(私が演じるとしたら、ヒロトの妹ーーううん、明瀬さんにはもう妹はいるんだから。姉ってことにさせてもらおう」

 

「ねえ、ヒロトくん。一人で泣かないで。私はここにいるよ。どんなに悲しいことがあっても」

 

「いつもヒロトくんがそうしてくれたように、そばにいるから。悲しみを受け止める方法を、一緒に考えよう」

 

「何か方法があるかもしれない。私達が気付いていない方法が、何か」

 

「みんなのヒーローになるなら、ここで立ち止まってちゃダメだよ。……ね、そうだよね……?」

 

「……瀬名……」

 

「ーー俺、ようやく分かったんだ。自分の『傲慢』が」

 

「いつの間に何でも出来る気分になってたんだ。自分の理想を他人にまで押し付けて……」

 

「俺なら出来るなんて言ってたことも、実際はこのとおりだ……!自分を過信して、間違いだらけで」

 

「本当は俺自身が、一番間違ってたんだ。大切な妹のことも忘れて……」

 

「本当は……何も分かってねぇし、何も分かろうとしてねぇし、分かるつもりもなくて」

 

「だからまた、オヤジとオフクロに向き合ったところで、説得どころか上手く話すことさえ出来なくてーー」

 

「ただ絶望することしか出来ない。何も出来ないんだよ。俺は、俺は……っ」

 

「ナナカとナツミを、助けてやれない……!!」

 

「怖い……よね。私も怖いよ。怖かったよ」

 

「理想の私は、事実を怖がらずに受け止めるはずだったのに。そのとおりにはいかなくて」

 

「受け止められなかったもの……最初は」

 

「でも、変われたんです。理想通りではないけれど、泣かずに受け止めて、考えられるようになった」

 

「……あなたが、隣にいてくれたおかげです。強くなれたのは、あなたのおかげです」

 

「間違ったって、今は出来なくったって、いつか変われるかもしれない。そう思えるようになりました」

 

「明瀬さんも……きっと同じことが出来るって思うのは、私の傲慢ですか……?」

 

 

うんうん

 

 

「ここで諦めたら、誰のことも助けられないよ。帰ったら私も一人で泣いちゃうかも。いつもみたいに……一緒に笑って欲しいな」

 

「悲しいことはもういらないよ。お父さんとお母さんのことを本当に許せないと思っているなら……」

 

「今『連れて行かれたり』なんかしないで。立ち上がって……そして」

 

「一緒に、帰ろう。約束したでしょ?」

 

 

完璧です。もうこれで本√でのあたしの仕事、終わりました。

 

主人公の体を張ってまで伝えた気持ちが届き、”真のヒーロー”に。

 

 

 

 

「俺はあんたと一緒には行かない。もう何も出来ない子供じゃない。自分の意思で歩ける」

 

「俺はもう……欲しかったものを、失いたくなかったものを、諦めたりしない。最後まで方法を探す」

 

「俺は卑屈で傲慢で、ずっと一緒に過ごしてきた親だって説得出来ない小さな子供だったけど」

 

「それを乗り越えるためにここまで来たんだ。ナナカとナツミの記憶を取り戻したように、二人を取り戻してみせる……!!」

 

 

 

そして、このドラマ終了後、いきなり3000p達成

やはり、異世界人には何かしらの同情という感情を持ち合わせているのでは?欲しい時にポイントをしっかりくれる(まあストーリーの都合上仕方ない)から、やや単調になり気味ではあるけど・・・。

 

 

 

「願いを叶えてくれるんだろう。目標達成のご褒美に」

 

「はい、もちろんです。一つだけ願い事を叶えて差し上げます。願い事は何ですか?」

 

「……キャストの帰還を。でも」

 

「全員は、帰還出来ないんだろ?」

 

 

 

一人だけ帰すか、一人だけ残すか。これはどの√でも基本的に変わらないみたいですね。

そろそろDの正体も知りたい所。さすがにキャストの中には居ないだろうけど。

 

 

 

「俺は、自分以外の全員のキャストの帰還を選択する」

 

「みんなを元の世界へ帰してくれ。それが俺の願いだ」

 

 

 

トモセ〜。聞いてるか〜〜。(まだ言う)

 

 

 

「……い」

 

「嫌です!!ダメです、そんなのっ」

 

「一緒に帰るって言ったのに、なんでそんなこと……そんなこと言うんですか!?」

 

「ここまでずっと、一緒に頑張って来たじゃないですか……なのになんで……!!」

 

「そうだよ。お前はすげー頑張ってきた。一番近くで見てたしな。俺もお前がいたから頑張れた」

 

「だからこそ、早く帰してやりたいんだ。何でもない日常に。お前が一番、幸せな世界に」

 

「……そのために明瀬さんを犠牲にするのは嫌です!そんなことのために頑張ったんじゃない!」

 

「自分を犠牲にするなんて思ってねぇよ。これは俺の選択なんだ」

 

「みんなを元の世界へ帰す。もう異世界なんて十分だろ。全部終わりにしようぜ」

 

「あー、ただ一個だけ追加で願い事してもいいか?瀬名もほぼ3000ポイントためきったんだ、ちょっとくらいオマケしてくれよ、ディレクター」

 

「内容によりますが。何でしょう」

 

 

てか思ったんだが。ここでPを指名すれば全員帰れるんじゃなかったんか??

なぜ最後までカッコつけて自己犠牲を決めこむんだ明瀬キョウヤ・・σ(^_^;)

 

 

「思い出を、残しておいて欲しいんだ。俺達がここで過ごした毎日の思い出……少しはバングルに残ってるだろ」

 

「それを向こうの世界に行っても見られるようにして欲しい。瀬名にも、俺のこと覚えておいて欲しいから」

 

 

 

「現在のバングルに残るデータについて、一部を除きあなた方本来のバングルに移しましょう」とあっさりD承諾。これの真意に気付けなかったのだけが悔やまれる。

 

 

 

 

「悪いな。俺、ヒーロー志望なんで。……つーか、大丈夫だよ。信じてくれとしか言えなくて申し訳ねぇけど」

 

「全部綺麗に片付けてやる。そのために残るんだ。すぐ俺も帰るから、心配すんな」

 

 

 

ハーーーーーーーかっこいい。最後までかっこいい。

何かミラクルが起こって全員で帰れたりしないかな〜と思ったけど、案の定時をかける系ENDだったし。

帰還後に励ましてくれるのはトモセはちょっと胸にきた。

 

ただ、まじでどんな時でも明瀬キョウヤという男のカッコよさが失われることはなかった。それってすごいことじゃね?もっとキョウヤ推しが居てもいいと思うのだけど。シナリオ的にも十分だったし、何よりキャラの魅力がブレずにここまで来たっていうのが素晴らしい。

「すぐ片付けてやる」「心配すんな」って嫌味なく言えてるの強いよ。普通ちょっと「クサッ!」と思って若干引いてしまう(心が汚い)のだけど、彼に関してはいつ何時だってセリフに違和感を感じなかったからね。

 

 

 

 

情報局に駆け込み、バングルに残された「データ」を見てもらうことにした主人公。

居合わせたミズキさん(なんで????????)に、

 

「……きみと個人的な関係になっていいかどうか彼が迷っていた時、僕は後悔しないようにと背中を押したけど」

 

「彼は『正しかった』ね。きみは正しく、彼が選んだ人だ」

 

 

って言われた時、妙に『正しかった』が強調されていることに不安を覚えたんだが、次ミズキさん√に行くつもりだったけど大丈夫??σ(^_^;)だよね??

 

 

真相としては、主人公にくれた動画データの中に暗号化されたデータが紛れていた、それが異世界配信の停止に役立ったらしい、それと同時にキョウヤが特定したプロデューサーと交渉を行い、思いもしない結果を手に入れた、、という内容だったけど。

ネーーP誰なのほんとにねーーーもーーー;

特定したPと交渉を行った??それって異世界からってことでしょ??でもPもあのままみんなに紛れて人間界に戻ったんだよね???どうやって?????

 

√を終える毎に深まる謎・・・・。我々はその謎を解明するべく、アマゾンの奥地へと向かった____________

 

 

キョウヤ√での新たな変化

  • 過去にDEAD ENDになったキャストの復旧措置
  • 脳死状態とされていたが、どういうわけか『彼らは意識を取り戻しつつある』らしい 

 

 

ユキも帰ってきた!らしい!!本当の意味でのハッピーエンドだな。

 

 

 

 

「……もういいんじゃねぇ?」

 

「えっ?」

 

「敬語も、さん付けも。いらないと思うけど」

 

「そ、そうですか……?でもちょっと、照れちゃうし……」

 

 

めちゃくちゃスチルでキスするやん。がっつくなよ若いの。

 

 

 

「はは。お前くらいだよ、俺に対してそんなにかしこまるの」

 

「だって……」

 

「だって?」

 

「呼び捨てにしたり、敬語もなしで喋ったら」

 

「あんまりにも、明瀬さんが近くて。上手く喋れる気がしません……」

 

「……近いのに。今も、こんなに」

 

「本当に……近くて、嬉しくて、ちょっと泣きそうです」

 

「そっか?俺はひたすら嬉しいけどな。こんなに近くで……お前に触れられるのが」

 

「……俺が出来ないと思っていたすべて」

 

「俺が出来ると思っていたすべてーーそいつらが俺をがんじがらめにして、縛り付け、要らないプライドになってた」

 

「でもその全部が打ち壊された時に、お前が助けてくれた。……救ってくれた」

 

「お前がいれば、強くなれる。弱い自分も受け止められる……」

 

「……ずっと一緒にいてくれ。お前が俺を支えてくれたその分のすべて……全部倍にして、返してやるから」

 

「お前が俺を好きでいてくれれば、その分全部ーー倍にして、返してやる」

 

「それは……そんなの、ずっと好きですよ……?」

 

「……好きじゃなくても……かな。お前が好きだよ。最初に好きだって気付いたあの時から」

 

「もっともっと好きになって……離れられなくなって、それで」

 

「お前のことを考えるだけで、お前のことを好きでいられるだけで、すげぇ幸せ」

 

「……う……私も、幸せ……」

 

「ふっ、泣くなよそこで。幸せっつってんのに、笑ってくんなきゃ意味ねぇじゃん……」

 

「あ……」

 

「ーー俺は、お前のヒーローにもなれたのかな。弱くて格好悪いところも一杯見せたけど」

 

「そんなの……!全然気にならないし、それに」

 

「もうずっと前から、キョウヤさんは私のヒーローだよ」

 

「……それなら、良かった」

 

お前がヒーローだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気に入りスチル紹介

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この、右手で髪を梳く感じがたまらんのよ、わかる????

やっぱり明瀬さんは頼れるお兄ちゃんで、いつだって私を守ってくれるみたいな優しさが伝わってきて、尚且つ自分よりたくましくてかっこいい男の人なんだなあってわかる体格ね。

シンプルに構図が好き。一緒に寝てるのに何もしそうにない感じも好き。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

明瀬キョウヤが想像通り、いやそれ以上にかっこいいヒーローで良かった!!

次回も順調にPを回避しつつ推理を楽しんでいければと思います!!

今回も2万字を超えて誠にスマンという気持ちσ(^_^;)

 

 ↓次記事

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

 

最後までお目通しいただき、ありがとうございました。

それではまた、あたしでした‪ฅ^..̫ .^