どうも、あたしです。
クロユリ個別感想、第2回目!
今回はあたしの大好きなあの坊っちゃんですよ〜。
ネタバレかますので未プレイの乙女の皆様方は閲覧非推奨。
※全体感想はこちらから↓
それでは今回もバシバシいってみよ〜〜〜〜〜〜!
❤︎昌吾√感想
はい。来ました。
昌吾√は間違いがない。
もう一度言いますね。
昌吾√は間違いがない。
今回もまぁ、昌吾は最高でした。あたし本当に昌吾√が好き。
ていうか、昌吾の人間性が好き。本当に好き。
好物は取っておくタイプなので、最後ら辺に回そうかと思ったけど、今回はあえて真ん中にプレイ。
若干思ったのが、これは累√より先にやっとくべきだったなと。
まあめちゃくちゃ問題があるわけじゃなかったんですけど、ストーリーの流れ的にその方がすんなりいった気が。まあ良いんだ。細かいことは気にしないんだ。
肝心のストーリー自体は、一言で
“フクロウが始まって以来の摩訶不思議事件”
だと、猿子さんか朱鷺宮さんが言ってたような。まさにコレ。
幽霊でかき回されるって、それアリなんか!?!?と若干動揺はしたものの、面白かったのでオールオッケー。(チョロいオタク)
そして雀部忠清回。こいつに関しては好き嫌いが大幅に分かれると思うのですが、あたしは嫌いになれなかった。むしろ好き。顔が。(結局の所顔が良い)
忠清くんについては後半にたっぷり触れるとして、まずは昌吾√のときめきポイントについて書きましょうかね!!
今回のクロユリで、一層際立ったのが昌吾の人柄の素晴らしさ。
こんなにも素敵で愛しい人がいるものかと、物語の随所で感激。ほんとあたしは昌吾に甘いので(おい)余計褒めちぎってしまうのかも知れませんが、客観的に見て前作よりも昌吾は格段に男らしくなった。
やはり、夏祭り後のヤバイ忠清事件での主人公への対応が神過ぎる。
「この仕事は、お前の中で死の危険を冒してまで続ける価値があるものなのか」
「決して安楽な仕事ではないというのは、一年前の拉致の件でも分かっているつもりだった」
「ただあれは父と僕が一つの原因でもあったから、お前を巻き添えにしてしまって申し訳ないと感じていた」
「ただ先日の・・・ーーーー」
「あんな・・・あんなお前を見てしまうと・・・・・どうにも辛過ぎる」
「尾崎達は何も言わないのか」
「お前も、総て仕事だと割り切れてしまうのか」
「僕の覚悟が足りないだけなのか」
「僕が・・・ーーー僕だけがこのアパートで子供なのか」
本気で心配してくれ、強引に「辞めてくれ」とは言わず、むしろ「自分の覚悟がないだけなのか」と聞いてくれる。
鵜飼昌吾はこういう男なんですよね。
ここまで言われて、なんて幸せ者なんだろうと思って涙が出てくるし、彼のひたむきな姿勢にいつも心を打たれます。
昌吾が好き過ぎて何も面白いことが書けません。(いつも面白くないよお前)
ただ本当にあまりにも昌吾が可哀想で可哀想で、ああ〜ごめんよ昌吾〜(;o;)と罪悪感に苛まれっぱなし。
目の前で苦しむ恋人を守りたいと思うのは当然のこと。でも、それ以上にフクロウの仕事に対する主人公の想いも尊重してあげたいと思えるから、本当は引き止めたいけれど無理して強がって、力強く見送ってくれる。
「僕は、お前を信じている!応援している!」
と、何もできない自分に歯痒さも感じながら、明るい言葉をかけてくれる昌吾。前の昌吾だったら、我儘を言ってでも引き止めようとしたはず。
1年経って、君もずっと逞しくなったんだなぁ、と思ったら再び目から熱いものが。尊過ぎると涙が出ますよね。コレ乙女の生理現象。
主人公に秘密で巡査教習所の訓練に参加していたことも胸キュンポイント高い(;o;)もうどうした昌吾(;o;)何故君はどこまでも愛おしいんだ(;o;)
最後には主人公のフクロウを続ける選択を認めてくれ、
「お前の選択は・・・間違っていない・・・っ」
「そして僕は・・・そんな選択が出来るお前のことを誇りに思う・・・っ」
「どうかそのままで・・・いてくれ」
「この国の歴史に残るくらい・・・誰からも愛されるファーストレディに」
昌吾ォォォオオオオオオ!!!!(雄叫び)
「この国の歴史に残るくらい誰からも愛されるファーストレディに」って、こんなかっこいい台詞、ある????
主人公の決意を丸ごと受け止めて、そんな主人公で良かったと言える器の大きさ、彼こそが次代を担う男でしょう!!
恋も仕事も両手にゲットなサイコー展開、文句無しで幸せ。良いよ〜本当に昌吾√は最高なんだよ〜〜。
そして、両方欲しがる欲張りな主人公にも好感が持てる。
「貴方・・・欲張り過ぎよ」
と澄蓮さんに言われ、そうなのか、これは欲張りなのかと一度は思い悩むものの、良い意味で吹っ切れて、フクロウとしても頑張りたいし昌吾とも結婚したいとどっちも諦めなかった主人公。
そう、そういう我儘な部分をもっと見せて欲しかったんだよあたしは!(誰だよお前は)
昌吾√での裏のテーマは、「女性差別」だと感じました。
婚約の条件は「大学を優秀な成績で卒業すること」だと提示された昌吾ですが、
「嫁になるなら今すぐ仕事を辞めて実家に帰り花嫁修行をしてほしい」と主人公に対しても昌吾ママである操子さんからの集中攻撃が。
女性が働くことを認めたくないという風潮に悩まされる主人公…ややリアルな問題に直面して、他√と一味違うなって感じ。
そして、澄蓮さん(もとい蓮様)の存在。
昌吾√では「婚約者」だと名乗り登場し、序盤のモヤモヤを担当する澄蓮さんもまた、家のために望んでもいない婚約をしようとする。
昌吾と結婚するなら仕事は辞めろ、辞めれないなら昌吾は私と結婚する、と交換条件を出してくるものの、「結婚してくれれば良い」「昌吾には指一本触れさせない」と言ったり。
昌吾自体に興味は無いし、本人は決められた結婚が窮屈で仕方がない。でも昌吾√の彼女は「澄蓮さん」としての彼女なので、不本意ではあるけど主人公の恋敵的な役割を果たしてくれたのですが…。
先に累√やっちゃってるからさ〜〜も〜〜。ここだよ〜この澄蓮さんのターンで少し√順間違えた感あったんだよ〜〜〜〜〜(涙目)
澄蓮さんの性同一性障害という絶望を知ってしまったために、どうしても澄蓮さんを責められないし、むしろ幸せそうでごめんなさいと土下座したい気持ち…。
そして、全て分かった上で聞く澄蓮さんの「欲張り過ぎよ」の重み。
更に、雀部忠清の存在でヘビーなコンボを決められるんですよね〜。
“爵位という看板を得られなかった者は、ただ見下され続けるのか”
所謂成金的なアレで一応お金持ちグループに入った忠清家。
自分には爵位が無い、貴族でもない。そのことに劣等感を抱えた挙句例のサイテー事件を起こす。華族の女の子ばかり狙った悪質極まりない犯行でしたが、あたしはこの忠清くんに対しても最後まで憎めなかったなぁ。
スチル怖いし、やたら首を絞める音がリアルだし。
とにかくヤバイ奴だったのですが、彼もまた心の痛みを抱えていて。
澄蓮さんに目の前で手紙を破かれ、こっぴどく振られた過去から、「何が華族だよ!馬鹿にしやがって!!」「思い知らせてやる!!」と根に持ってしまっただけで、拘置所で書かれた彼の手記に、
「僕を見て欲しかった!僕の言葉に耳を傾けて欲しかった!ただ・・・それだけだ」
「絶対に何も悪くなんかない、だって、だって誰も愛し方なんて・・・ーーー教えてくれないじゃないか」
「僕は・・・僕はただ・・・僕を愛してくれる人が欲しかっただけなのに」
と記されていて。ここでちょっとグッと来る。
不器用なだけなんだよなぁ〜〜ほんとに。基本悪役って不器用なだけのタイプが多いよね。だから全部嫌いになれないし同情してしまう。
“華族の娘を妻にしろ”と親にも言われたり、周りの環境とか色んな原因が重なった結果歪んでしまった人格。
忠清も、澄蓮さん同様に「理不尽な差別」の被害者で、主人公自身も華族の身であるために、2人の気持ちもよく分かるから、一緒にう〜ん(;o;)って悩まされた。忠清〜最後まで信じたかったよ〜顔も良いし〜(顔が良い)(何回言うねん)
かつての大日本帝国の男尊女卑の切なさ、貴族階級の厳しさ…昌吾√はある意味深いのですよ。
もし、
「もし私が全身焼け爛れた醜女であっても愛していただけますか?」
という澄蓮さんの問いを忠清が受け入れてあげられてたら、こんな事にはならなかったんだろうなぁとか。色々思うところがある。
まぁ、
澄蓮さんを信じられなかった忠清、お前が悪い。(結局蓮様過激派)
そして、そんなドクズな忠清に対し、最後に昌吾がかける言葉が素晴らしい。
「・・・雀部!!君は何故抗わなかった!!」
「もし本当にその女性を愛していたのなら、その困難を乗り越えようとは考えなかったのか」
「君は本当に彼女達を・・・見ていたのか」
「君を飾るための、金箔のついた道具を捜していただけじゃないのか」
「そうして焦がれたものを・・・奪い返すことし考えられなかったのか」
「愛しみ守ろうとは思わなかったのか」
「君が求める平等な世界とは・・・そんな愚かな暴力で出来上がっているのか!!」
ピンチの時に必ず駆け付けてくれるヒーローで、いつの間にかこんなにかっこいい事を言えるようになってしまった昌吾。
ね??成長感じるでしょ??体張って命救われて、敵に対してもこんなぐぅ正論かつぐぅイケメンな台詞言うなんてラ〜ラ〜ラ〜〜ラ〜ラ〜〜ラ〜〜〜こと〜ばに〜〜できな〜い〜〜。
そりゃあね、こんなかっこいいんじゃそりゃ落雷で木も砕けるわ。
普段はぶきっちょで素直になれなくて可愛いのに、こういう時にテライケメン具合を見せ付けてくるのやめて欲しい。昌吾好きになっても好きになっても足りない。
君になら世界の命運だって賭けられる。
ただね、本当にノーマルパートの昌吾が可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くてエンドレス。
夏祭りとかやばくない???浴衣姿の主人公に見惚れて堪らずチューしてくるし、
「・・・昌吾、あの・・・ここで、こういう・・・ことは・・・・神様の・・・・罰が・・・あた・・・・」
「少しだけ・・・ほんの少しだけだから・・・・恐らく大丈夫だ」
お前何言ってんの????(ガン泣き)
分かりやすく欲情されるの本当に好き。しかもおねだりの仕方が女子より可愛い。無理。著しい無理加減。
勿論我慢なんてできなくなって、
「おい!夏祭りはもう堪能したか!」
「他に何か食べたいものや見たいものはあるか!あるから言え!」
「・・・直訳すると、『僕は早くアパートに戻ってお前の部屋に行きたい』だ!!」
本当にお前は何言ってんの???
(そして真顔になる)
本当に夏祭り回の昌吾はね〜〜〜〜アレなんですよ〜〜〜処すべきなんですよ本当に〜〜〜(処す)
スチルも当たり前のようにヤバイし、輪投げに必死になる2人は尊いし。ため息。
あと、昌吾√での主人公は割と攻める。
「・・・ねぇ昌吾」
「私は貴方のことが大好きよ、ずっと一緒にいたい」
「澄蓮さんと結婚しないで、もちろん他の誰とも」
「ずっと私だけの昌吾でいて」
「貴方だけが私の中で『特別』なの、貴方がいいの」
「私が恋をしたのは貴方なの、愛しているのは・・・ーーー貴方なの」
お前も本当に何を言っているんだ(逆ギレ)
「何か食べたいものはあるか?」に「昌吾がいい」はアウトでしょ。まじで。でもこの主人公の感じは嫌いじゃない。むしろ感謝。
高熱で唇が壊れてしまって、独占欲や寂しさを躊躇いもなく口にする主人公は可愛い。これは、さすがに良い。昌吾があんな感じ(あんな感じ)だから、主人公がグイッと言いたいこと言うっていう、言わせるばかりじゃない√っていうの?見ててオッ!良いぞ!いけ!もっとだ!!ソイヤッ!!てノリノリになる。
他の男性陣と違ってほら、ウブだから昌吾は。
ドキドキアクティビティの始め方もすごい手探りって感じで、上手いこと流れで行けないタイプというか。
「お前に触れる正当な権利のある僕が、その権利を行使するために来たのだ」
って言ってきたりする。
皆さんこれからは「正当な権利を行使する」と言いましょう。ニルアドの数ある台詞の中でも、これは上位に食い込んできたパワーワードですよ。
「おい、今すぐ僕を殴れ」
「僕は今、理性ある者とは思えないことを考えている」
「美智子さんや被害にあった女性達を悼む気持ちはある。それは本当だ」
「そしてお前の決意に胸を打たれたし、雀部のことも心配している、それも本当だ」
「ただ・・・・ただ、その・・・・」
「・・・つ、つまり」
「つまり僕は・・・お前に対する正当な権利を行使したいのだ」
「察したか、というわけで殴れ」
「そして今夜一晩くらいは軽蔑してもいいがどうか僕のことを嫌いにならないでくれ」
「さっき手を掴まれただけでももう・・・かなり危険なんだ」
「失わずに済むと・・・思ってほっとして・・・これ以上何かあったら・・・色々と溢れてしまう」
「そう・・僕の中の何かが・・・溢れてしまって、何というかこう・・・・」
「そのあたりをどうか理解してくれ」
(他界)
きゃ、きゃわわわわわわわ(他界)
結局は最後まで微妙に決まらずに不恰好になってしまう昌吾、己の欲望に忠実な昌吾
、やっぱり殴っても良いですか?????(やめろ)(好き)
「・・・嫌うなよ?本当に」のボイスで死んだ。
まぁ、主人公の中に死んだ東郷美智子さんの魂が入り込んでいるためにドキドキアクティビティができない展開にはちょっと笑ってしまったけど(笑)
押し倒され見下ろされる度に忠清の姿がチラつくため、良い雰囲気になっても主人公の中の美智子さんが拒否るから、弾かれる昌吾が切なくて(笑)
正直、こっちからすれば、
オイィ!!ふさけんなよ東郷美智子!!!お前のせいでドキドキアクティビティできないだろ!!させろや!!!!馬鹿野郎!!!出て行けこの野郎!!
ってフラストレーションがすごかった。(おい)
ま、でも強制的な触れたくても触れられないっていうシチュも新鮮で楽しめました。よく耐えた昌吾!!!
今度こそ最高に甘く押し倒して、思う存分正当な権力を行使しまくる姿を見れて満足したよあたしは!!!!
手記に関しても、どこまでも昌吾!!って感じで、
「そして出来るなら、あの夜の情けない告白をやり直・・・分かっている、時間は巻き戻せないからな」
「つまりこの一年の僕は、華麗なる後悔と反省に彩られている。挙げていけばきりがない」
やっぱりどこか決まらない、情けなくて可愛い昌吾の文章でホロリ。
でもですね、この昌吾√は、勿論昌吾の手記を読めるのも素晴らしいのですが
それ以上に笹乞さんの手記で号泣パラダイス。
笹乞さんの手記解放できる選択肢を取得すると、√終わった後で読めるのですが、まさか笹乞さんでここまで泣かされるとは思ってなかった。多分手記の中で一番泣いた。個人的に、これからクロユリプレイする乙女の方には、是非笹乞さんの手記に注目して頂きたい。彼の手記を読めるだけでもう昌吾√は価値がある。
「僕の中には天秤があり、大学に行きたい僕と、行きたくない僕が日々相克している」
「・・・行って下さい、未来のために」
「お前に情けはないのか」
「あ、あります!でも勉強が一番でしょう!?」
「僕の一番はお前だ」
「ああ本当に・・・我ながら信じ難い。理性が使い物にならなくなる日が来るなんて」
「この僕が、誰かから離れたくないと考えたり、見ているだけで・・・口付けたいと思うようになるなんて」
「僕はこのアパートに来て、お前と出逢えて良かった」
「一年前の僕を思い出して、情けなくて仕方がない。お前が何故僕を好きになったのか疑問が湧くくらいだ」
「お前が僕の目の前にいる時には、後悔のないように触れておこうと考えるようになった」
「今までのお前に対する愛情が薄かったという意味ではない、そこは誤解するな」
「・・・ーーー今後も何か不測の事態があっで、僕が触れたい時に触れられなくなるかも知れないじゃないか」
「・・・ーーー行きたくない」
そして、ショートストーリーも最高に甘い。
初期の頃のあのウザさが嘘のように甘えてくれるし、お前が一番だと言ってくれる。このギャップの振り幅でクラックラだよ馬鹿!!!こんな可愛い男の子が将来の大日本帝国を背負う総理大臣になるんだぞ!!!もう無敵!!昌吾は無敵!!完璧!!顔も良い!金もある!!中身も良い!!!サイコー!!! せーの!
\正当な権利を行使してー!!/(うるせえ!)
あ、バドエンについては、勿論触れませんよ?誠に申し訳ありませんがノータッチでいかせてもらいますよ??記憶を抹消しているので……バドエン厨の乙女の皆様方は他の感想ブログへどうぞ……。
❤︎あたし的お気に入りスチル
…これです。
これですよ皆さん。
目見開いて刮目せよ。
ドキドキアクティビティ時はメガネ無し(!!!)
ヤベェ。パネェ。パネェっす先輩。
なんこの横顔。しかも浴衣。ではいきますよ皆さん。
\正当な権利を行使してー!!/
(すいませんもう黙ります)
尾行中に忠清に嫉妬する昌吾、煎餅半分の借りがある雉子谷さん。
そしてやっぱりよくわかっている木村良平………。
…まだまだ色々と物申しポイントがたくさんありますが、この辺で昌吾√感想は終わりたいと思います。
ほんと、昌吾好きが悶えるFDになっていたと思いますクロユリ。
次回は6番めの男だぞ!!!
最後まで閲覧ありがとうございました。
それでは、また。あたしでした!