レヴァフェ個別感想ー久遠√ー
どうも、あたしです。
レヴァフェ個別感想も終盤に近付いてきました。
ほんとに、こうやって感想をまとめてると何が良かったのかとかちゃんと自分の考えで理解できるというか、「ムフフ〜〜あ〜胸キュンしたわ〜満足〜」で終わるんじゃなくて、もう一度振り返って文字に起こしてみる事で「あ、これってこういう事だったんじゃない?」とかってまた更に発見があったりするんです。
それが楽しくて、あたしは今日もブログを書くのです。
よーしちょっとは真面目な事書いたのでもう真面目終了〜〜〜。
3人目は久遠先輩ですよ。ペンペンですよ。
鬼のようにネタバレぶちかましますので、プレイ済の方、もしくはネタバレ目的の方のみの閲覧を推奨します。
ネタバレ無しの全体感想はこちら↓
久遠√感想
久遠先輩〜〜〜〜。
久遠先輩の√はですね、まあとにかく安定感がありました。
完璧すぎるくらい理想のお兄ちゃん。頭を撫でられるたびに幸せを噛み締めてた。
何かもう、モテるだろお前、って事しかしないんですよ。
本当の妹みたいに可愛がってくれるけど、ちゃんと1人の女の子としてもエスコートしてくれたりして、とにかく女の子の扱いが上手い。
そして何より褒め上手。気付いたら褒める。やたら褒める。
「女の子って褒めれば褒めるだけキラキラ輝くんだ」
「だから、いい女のそばには必ず褒め上手な男がいるんだ」
この台詞。
どうです?こんなクッサイ台詞をさらっと言えるの、久遠先輩以外に居ますか??
さすがとしか言いようがない。
そして、地味で目立たない事を悩む主人公のために久遠先輩自らメイクを教えてくれます。メイクを教えてくれます。メイクを。
女子顔負けにメイクもできる男・月野原久遠。
しかも本人はさらっと「元カノがやってるのを見てたら覚えた」とか抜かす。
ハイスペックだな〜〜イケメンな先輩の家で2人っきりな上に超至近距離でメイクを施してもらうんだよ〜何だこのシチュエーションは〜惚れてまうやろ〜。
更に成績優秀、おまけにスポーツも得意。明るくて親切、男女問わず人気者。両親は政界に通じる超エリート。住んでるマンションはもはや高校生の住む所じゃない。
何なんだお前は。全く。逆に文句言いたくなってきた。
だがしかーーーし!!やっぱり人間ひとつやふたつ“何か”あるんですねこれが。
ある日、放課後忘れ物を取りに行った主人公が偶然空き教室で久遠先輩と知らない女の人がキスしてるのを目撃してしまう。
彼女なのか聞いてみるものの、久遠の返事は曖昧。
「本気で付き合う気が無い」「悪いけど、これ以上聞かないで」
この頃から主人公がモヤッとし始めます。あれ?前まではただの優しくてかっこいいお兄ちゃんみたいな存在だったはずなのに、どうして意識してるの?って。
相変わらず女の子たちにモテまくってる久遠に嫉妬し始めちゃうんですね。
その久遠が女の子と適当に付き合う理由は過去の恋愛にあって、初めて好きになって、本当に可愛くて大切にしていた元カノがまあ簡単に言うとヤバかった。
ヤンデレを通り越してサイコ。数々のライバルとは比にならないくらいの凄まじい圧倒的ラスボス感。倒しても倒しても復活してきます。
久遠が彼女の事が好き過ぎて一途に尽くしすぎて彼女にとっては重かったらしく、浮気。
その浮気現場を久遠が目撃。そこからはもう修羅場です。
気付いたら相手の男が気を失うまで殴り続けていた。ほぼ半殺し。彼女の事も首を絞める程我を失い怒りと絶望でおかしくなってしまった。
でもそれで終わりじゃない。久遠はそれでも彼女と別れなかったんです。
「好きなのに、許せなくて、憎くて。でも、離れられなくて、好きで、苦しくて」
この久遠先輩の言葉が全てを物語ってくれましたね。
すごく、わかる。わかる気がする。好きだからこそ許せなくて、好きだからこそ離れられない。いわゆる共依存の関係に陥ってたんです。
つむぎの過去とも似ていますが、内容のヘビーさは久遠先輩の方が上。
久遠先輩の事だから、至ってノーマルにさっさと恋人になるのかな?と思ってたので、こんなに問題を抱えて攻略難易度が高い√だったのが良い意味で予想を裏切られました。
あたしの言葉なので、全てをお伝えする事はできませんが、本当に久遠先輩√は考える事が多かった。人間の業というか、何だろうな、愛情と狂気は表裏一体なんだっていう事が分かりました。
そしてまじで元カノの紗那ちゃんがやばかった。別れても尚久遠に執着し、依存状態から抜けきれずマンションの前や高校で待ち伏せ。挙げ句の果てに主人公にまで手を出してくる。・・・またかよ!!!!と思わず突っ込みたくなる程恋路を邪魔してくる。なのでなかなか久遠先輩と結ばれないんです!!
久遠先輩も一度愛した女の子として、ひどく扱えないから最初のうちは紗那ちゃんが来たら家に泊めてたし、何でも言う事を聞いてあげてたし。
まあそりゃ「言うこと聞かなきゃリスカする」ってなると聞かざるを得ない。怖いよ〜紗那ちゃん恐怖だよ〜〜。
でもなぜか完璧には憎めない。少なくともあたしはそうでした。
例えば、自分の事を好きな相手がいる。好きになられるとうざいのに、他の女の子の方に行っちゃうのも何か嫌。みたいな。あったらうざいけどなかったら欲しい、みたいな。ずっと自分に繋ぎ止めておきたいっていう気持ちがわかるからです。
皆さんはどうですか?紗那ちゃんについても色々と語りたい。
まあそんな過去を秘めてるからこそ、久遠先輩は主人公に一定の距離からは踏み込まないようにするんです。“好きになったら、また自分のせいで相手を壊しちゃうかも知れない”。そんな葛藤を抱えて、ただの妹なんかじゃなく1人の女の子として好きになってる事にも気付きながら。クゥウウ〜〜〜〜〜。
「お前には手を出さない」宣言をしたり、主人公の悩みにいち早く気付きながら、自分の事は頼れと言うのに、自分は頼ろうとしない。
「お前は本当に亜貴が大切なんだな」「羨ましいよ」と思わせぶりな発言をしたりする。煮え切らないな〜〜〜も〜〜。
まあ主人公もモヤモヤする訳です。
どうしたらもっと近付けるかな?どうしたら頼ってもらえるかな?
そして言うなら、久遠√の主人公があたしは1番好きです。どの√よりも自然な女の子だった。
いつも近くに居た幼馴染のお兄ちゃんみたいな先輩を、自然と男の人として意識するようになって、久遠先輩が他の女の子と仲良くしたり、元カノの話を聞いたり、モテる事に対しても、考えるとヤキモチ妬いちゃう。
優しくて頼りになるけど、肝心な所では心を開かず、助けてあげたいのに助けてあげられない。先輩の特別になりたい。
主人公の心境の変化とか、考える事全てに共感したし、何より物語に入り込みやすかった。言っときますがあたしが主人公を褒めるのはめちゃくちゃレアですよ。
海での告白シーンも、すごいドキドキした!
紗那ちゃんの事でまだ完全には決着が付いておらず、亜貴ちゃんを怒らせてしまい。心配する主人公が初めて学校をサボり先輩に付き合って海へ。
罪悪感と義務感のせいで紗那ちゃんに逆らえず、亜貴ちゃんにも怒られ、情けないよな、と落ち込む久遠先輩に対し、
「久遠先輩は情が深いから、そう簡単には人を見捨てられないんですよ」
「先輩のそういうところが私は好きですよ」
とさらっと言ってしまう。そして、あとになって気付き、好きっていうのはそういうあれじゃないんですよ!と思わず訂正しちゃったんだけど、「そんなに慌てなくていいって。大丈夫、そんな意味じゃないって分かってるよ」と言われてしまい。
本当は違うのに。このまま誤魔化した方が良いのかな。でもこんなチャンスは無いから。
「先輩・・・・違います」
「そんな意味で先輩のことが『好き』なんです」
わあああああああああああああああ(発狂)
思わず言っちゃう主人公!いやあたしの分身よ!可愛いなおい!!!
一度言葉にすると止められなくなって、好きです、先輩が好きなんです、と何度も呟いてしまって、それに対し久遠先輩が「分かった。分かったから・・・・」と優しくあやしてくれて、その時点でもうあたしは虫の息です。
その後の流れがまた。「俺もお前のことが好き」って返事してくれたのにもかかわらず、「今はその気持ちに応えられないし、答えを出してあげることもできない」。
勢いで適当な事言いたくないから、待っててくれないか、と。
ハイ!!!!待つに決まってんだろ!!
紗那ちゃんの事を何もかも片付けてから、主人公に気持ちを言いたいっていう、何とも久遠先輩らしい男前すぎる対応。なのに、「今だけ忘れて」と砂浜でキスしてくる。うわあああああああああ(2回目)
そしてアンコールシナリオも素晴らしかったです!!
恋人になってからも大切にするあまりなかなか主人公に手を出さない久遠先輩!それが不安な主人公!!久遠先輩も待てる男でした!!ブラボー!!!さすが久遠先輩!!!つむぎ、見習え!!!(ここでも言う)
あと、久遠先輩のバースデーパーティーもあるんてすが、それがまあ異色で。
何てったって船上パーティーですよ。金持ちはやる事が違う。視界がキラキラ。
そしてこの日のためにトレードマークのペンギンヘアーから黒髪へ戻す久遠先輩の姿がお目にかかれます。ココ必見。
おい。それは反則だろ。あたし的にむしろそのままで居てほしいんだが。スーツ姿だしかっこよさ5割増しくらいだし。
とても楽しかったですアンコール。
レヴァフェメンバーのDINE公開コーナー
よーしこのタイミングでDINE公開コーナーいっちゃいます。 ぶっ込んでくスタイルなんで。久遠先輩のDINEはこちら!
ここで一つ疑問が出てきます。
果たして彼はペンギンを自分でも意識しているのか???
見てくださいこのアイコン。完璧に久遠先輩です。いえペンギンです。
名前は下の名前を使う派。可愛い。普通に可愛い。
ただ、卒業ライブで玲音に「ペンギンヘアー」って紹介されてたし、アイコン自分でペンギンにしてるし、やっぱりちゃんと「ペンギンヘアー」にこだわりがあるのか?、と言うのが論点になりそうですね。どっちにしろペンギンです。
あたし的お気に入りスチル
ヘイ!!!次はスチル!!!ヘイ!!
今回はこの砂浜のシーンに決定!!!異論は認める!
この後主人公の告白に繋がるんですけど、雰囲気が甘くて好きです。
普段とはちょっと違う弱った久遠先輩に肩を貸すっていうだけでドキドキだし、密着して距離が近いのがまたドキドキだし、「お前といるのが1番好き」って安心しきった顔を見せる久遠先輩。ズル〜〜〜イ。
あ、あと初めて一夜を共にした時のスチルも好きですよ!悩みました。
ていうかスチルってどれも好きですよね。思い出たくさん詰まってて。
決められないのが普通ですよね〜〜。
どうでしたでしょうか。久遠先輩√感想。
どんだけモテる要素持って生まれてきたんだとつっこんでもキリがないくらいのスペック。そして物語も非常に良かった。
久遠先輩の妹の永久ちゃんとの絡みも憩いのひと時でした。先輩がお兄ちゃんの彼女で嬉しい!とこれでもかってくらい応援し、祝福してくれる後輩の存在の嬉しさ。
まだまだ言いたい事はあります。
あたし的に、久遠先輩は初めてプレイした時よりも、時間を空けてもう一度プレイした時の方が惚れます。
何もかもが分かってもはや神の視点で見守るからでしょうね。久遠先輩の男前っぷりがビンビンに伝わってきます。超胸キュン。
恋人になってからの玲音とつむぎからのいじられっぷりも大好きでした!気恥ずかしくて嬉しくなるんですよねああいう日常の中の「恋人」認定が。
それに慌てもせずむしろ堂々と惚気る久遠先輩に対し、「ウゼェ〜〜〜〜〜」と文句を言うお子様ズがまた。可愛いなぁ。
次回が最後の感想になります。
お待たせしました。亜貴ちゃんのお通りです。
最後まで閲覧ありがとうございました!
それでは、また。あたしでした。