あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

ニルアド個別感想-紫鶴√-

 

どうも、あたしです。

今まで言いたい放題やってきたニルアド個別感想、今回で4人目。

書けば書く程愛着が湧くのがレビューの良い所です。

 

※ネタバレ無しのニルアド全体感想はこちら↓

atashigirl.hatenablog.jp

 

安定感抜群のネタバレ祭りですよ〜これからプレイする人はどうぞ全体感想の記事の方へ急いで移動して下さいね〜!

プレイ済の方、もしくはネタバレ目的の方は安心して下さい。ご期待に添えるよう全力でネタバレ感想を綴ります。

 

 

 

それではいってみましょう。

 

今回のスポットライトはこの方。

 

 

 

 

 

 

 

【汀紫鶴√感想】

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お待ちどお様です。ニルアドきってのフェロモン代表。

そうです紫鶴さんです。どうもです紫鶴さん。

 

長髪!和装!女好き!!!

 

三拍子揃っちゃってるんですよ??何が言いたいかわかりますよね?

 

紫鶴さんは、とんでもなく罪な男です。何故かって。いやそりゃもう。これしかないですよ。文句タラタラですよ。良いですか?言いますよ?

 

君は役目を全うしていない!!!!

 

きっと皆さん(?)ってなったと思います。ちょっとあたしの話を聞いて下さい。

あのですね。プレイ済の皆さんならご存知の通り、彼はニルアドメンバーの「おフェロポジ」を担ってるんですよ。乙ゲ界では超重要ポジですよ。無くてはならない存在、例えるならトイレの中のトイレットペーパーですよ。それはもう共通√からわかりきってる事なんですよ。出会ってすぐ主人公を口説きにかかりますし、朱鷺宮さんにも「あいつは初めてにしてはハードルが高すぎる」と忠告されたレベルなんですよ。「あ、やっぱこの人エロ担当なのね!!」とワクワクしながらプレイしますよね皆さん。(巻き添え)恋愛小説作家に和装+黒手袋ですよ?期待以外の何をしろって言うの?

 

で・す・が。いざ蓋を開けてみるとまあ!全ッ然やらしくない!!!ズェンズェン!!!!むしろ健全!!!!・・・いやオイ!!!!!!

裏切ったな!!裏切りやがったなこいつ!!何がフェロモンだ!!・・・いやフェロモン自体はあるけど。そこじゃない。大切なのはそこじゃなくて。あたしが言いたい事はですね。

 

重要な自分のポジションの役目をきちんと果たして!欲しかったの!!

 

平たく言うと、もっとドロドロして。違うの。純愛は他のメンツがカバーしてくれるの。あなたは最初の期待通り危ない色気を振り撒いて惑わせてくれたら良いの。てかやらしかったら良いの。(言ったこいつ)

なんかもう妙に潔白というか、割とピュア?な感じの物語だったんですよ。見せかけ倒し。まじ手出さない。一回だけ嫉妬でチューしてきたくらい。後ほぼノータッチ。ワオ。エロくない。いや、語弊があるように聞こえるので一応弁解すると、ただやらしさとかおフェロ展開を求めてる訳では断じてありません。断じて。ですが、他のキャラ√でだいぶ糖度は満たされてますし、やはり全乙女の期待に応えて欲しかっただけなんです。さすか紫鶴さんだなと。大人だからこそできる攻め方でもっと来て欲しかった。際どい所を狙える唯一の人材だったのに。

物語も、「あれ?結局どんな話だったんだっけ?」と考えてしまうくらいあっさり終わった印象がありました。深く記憶に残らなかった気がする。役目も不完全燃焼だし、今まで言ってきましたが彼もまた「何故主人公なの?」と思わせる違和感がありますね。一目惚れっぽいというか。最初の始まり方が少しいい加減で。(紫鶴さんらしいと言えば紫鶴さんらしいですが。)理由だったり自然な流れで恋愛に発展してもらいたかった。アー惜しい本当に惜しい。難しいですもんねこの問題って。欲を言い過ぎだとは百も承知。ですがこの場は自由に物申す場ですから。あたしの思った事をそのままぶつけてます。

まとめると、あたしが期待してたエロさ話のボリュームが無かった。に尽きます。

 

・・・なんですが。視点を変えて見てみると、また違った見方もできるんです。

あんだけ女に困ってなさそうな色男臭をさせておにながら、実は意外ときちんとしていて一途な一面もある。嫌がる事は絶対にしない。このギャップって、すごくないですか?物足りないと思う反面、キャラとして深い深い魅力が隠されているとあたしは思います。じゃあどっちだよ!!って話になるんですけど、本当ですよね。どっちなんでしょうね。(は?)主観で言うと役目果たしてない感(しつこい)があるんですけど、客観的に見たら実はすごい素敵な人だった、って所ですかね。分かりにくくてすみまへん。話のボリュームに関してはやっぱり物申したいですけども、紫鶴さんという1人の男性としては良い点も多かった。

何かこう、やり方が好き。最初はアタックしてくるけど、引く所はちゃんとわきまえてる、というか。一度は大人の抑えが利かずに強引に唇を奪ってしまいますが、ちゃんと反省?して、「君が欲しがるまで何もしない」宣言を出します。この宣言はチートですね。セコい。この約束は主人公の気持ちに大きく影響してきます。なんて言おう、うーん、それまで当たり前にあったものが無くなると寂しいですよね?そんな気持ちだったと思います。

あたし的に1番良かったのは、告白&ドキドキアクティビティ回ですかね。まず話のタイトルが「淫らな死」なんですよ!すっごい素敵な言い回しじゃないですか。作家らしい紫鶴さんらしい言い方。最後まで主人公を誘導して、主人公の口から自分が欲しいと言わせる。この流れだけで「あああずるいよおおおお大人はずるいなああああ」ってなってるんですけど、そこからやっとこさ恋が実った後ですよ。お互い激しくも、求め合うんですよ。(何恥ずかしがってるんだお前)「(幸せと快感で)死んでしまう」と主人公が途中で漏らすのですが、それに対し紫鶴さんの「何度でも殺してあげるよ」の決め台詞。ここであたしのハートは撃ち抜かれました。死ぬ、殺す、という単語がこれ程までに甘くときめく材料になるのが良い。普段から文章を書いてる人なんだなあって分かるような紫鶴さんの言い回しがちゃんと表現されてたのも高評価だし、恋に溺れさせてあげる、何度でも殺してあげる、っていう意味合いにあたしは惹かれました。何と言ってもやらしい。大人はずるい生き物。

 

その前の宝露糖?だったっけか?の飴の味を当てさせるゲーム。紫鶴さんの黒手袋を目隠しに使って、(死亡)本当は味なんて無いのに、何の味?って唇に飴玉を押し当ててくるこのシーン。いや違うだろ。ここは口移しだろおおおおおおお!?!?

いやあたしみたいな妄想を巡らせた乙女は多いはず。絶対来ると思ったのに。画面暗くなった瞬間キターーーーだったのに。ちゃんと普通でした。手出さないって言ってたもんね。ただあたし的に口移しして欲しかったな。(聞いてない)

 

 

 

 

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ハイ。ここであたし的オススメスチルのコーナーです。

紫鶴さんの場合迷いはなかったですね。

これは、何もかも終わってよし、ハッピーENDだあ!ってなろうとした直後、まさかのどんでん返し〜〜みたいなシーンです。(説明下手か)亡き敬愛する師匠が、笹乞さんに殺される前に書いた本(稀モノ)をなかなか捨てられず、ひっそり隠し持っていた紫鶴さん。笹乞さんも捕まり、事件は終焉を迎えた今、ようやく捨てようと決心したがやはり稀モノの力がすごく、アウラの影響で人を殺したい欲求が高まったので人形を人に見立ててナイフを突き立てる事で殺害欲求を満たしていた。それを遂に主人公が見てしまった、っていう所。

この色合いと、紫鶴さんの見た事無い目付き。表情。手に持つナイフが相まって益々妖艶で美しい絵になってます。ゾクッとしますよね。怖いはずなんだけど、美しさもある。この雰囲気が好きでチョイスさせてもらいました。さといさんありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

紫鶴さん√はこのぐらいですかね。書いてようやく心がスッキリしました。

彼の存在は他のキャラの√でも良い味を出してくれてますし、朱鷺宮さん同様目ざとく主人公の恋心を察知してきます。好き。

あと、ニルアド唯一のフェロモン担当だと言いましたが、大切な方を忘れてましたね。杙梛さんが居ました。キャラ被ってるわモロ。まあでも、攻略対象の中では唯一、という点では間違ってません!!

みんな望んでますよね!紫鶴さんのおフェロを!!!

 

 

 

※キャラ別√感想まとめはこちら↓

 

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

拙い文字ですが、ここまで閲覧してくださりありがとうございました!

 

それでは、また。あたしでした。