あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

カラマリ個別感想—愛時√—

 

どうも、あたしです。

 

長きに渡って繰り広げられてきたカラマリ個別感想、最終回。

長い。長過ぎてもはや何がどうなっているのか全くわからん。

全ては更新頻度がゴミのように遅いアタイのせいです。詫びるマン。(デビルマンの画像)

 

かれこれ2年近くかけてないか?やばくね?どういう人間

 

 

 

さて、今回ばかりはちゃんと要点をまとめて、もう少しコンパクト且つラブリーな乙ゲブログにしようと思います。

ネタバレしかしないので、未プレイの乙女の皆様方はお戻りください。

 

 ※ネタバレなしの全体感想はこちらから

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

 じゃあみんなで呼ぼうか。せーの!

 

パパ~~~~~~!!!!!!!

👶🍼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


❤愛時√感想

 f:id:atashigirl:20190619192029j:plain

 

 

 

パパです。(※違います)

包容力があり、家事も出来る、優しい、イケメン、部下からの信頼も厚い、はい。素晴らしい。これは、産み落とされましたわ。

 

しかも、ちゃんと恋愛対象として見れる方のパパ。(上から申すな)

 

「柳パパ」の響きが非常によろしいため、あたしは柳パパとお呼びしている・が、厳密に表現するとするならば、

 

SO!スパダリ!

 

 

柳愛時がスパダリでなければ、何がスパダリかわからなくなるだろ。

 

 

 

 

 

 

 

ただな、のっけから劇的に重い。演出が重い。

√解放時の演出。チャプター0 is 何????

過去が重そう過ぎるというイメージしかない。

 

こちとら白石景之√から身を清めてきたばかりやぞ。頼むわ。

普通にイチャコラさせてくれ。(欲望の塊)

 

 

 

 

 

「……お前は、俺を覚えてないか」

 

「いや……なんでもない、気にしないでくれ。これじゃ、下手なナンパみたいだな」

 

「は、はあ」

 

「その……あれだ。榎本が持ってる本を読んでみたんだが」

 

「知り合ったばかりの女性と会話するときはまずそう切り出せと書いてあってな。……だから、試してみただけだ」

 

 

 

 

 

おいおいおい…………(失笑)

 

お前もアレか?過去に出会っていたタイプのアレなんか?

おい?表出ろ。(何でだよ)

 

 

 

乙ゲのメインヒーロー、主人公と過去に何か関係がある説。

 

ふざけるな。(どうした?)

 

 

 

 

あたしはな、こういう、チートキャラが、どうにもこうにもハマらねんだよ!

 

だってさ、そんなことある?????ないだろ?????

お前らはアダムとイブなんか??????(合理的なオタク)

 

乙ゲはリアルじゃない。非現実を楽しむやつ。わかる。

だがな、リアルじゃないからこそあたしはリアルな恋愛を楽しみたいって思っておりましてですね。(ここで急に語り出す)

恋愛の過程を一番大事に考えてるってのは結構言ってるけど、設定勝ちっていうの?こういうさあ、過去にも運命的な出会いをして数年越しに再会系奴〜〜〜wwとか、シンプルにズリィんだよなっていう。お前はあたしのことを知ってるとかいうけど、あたしは知らないんだよ。ゲームを起動してから初めてお前と出会ってるんだよ。だから、お互い初めての状態で好きになっていくからこそ至高の恋愛なんじゃないの?(オタク特有の早口)(ここまで一息)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)

 

 

通常でしたらもうここで即刻推し候補から脱落ハイサヨナラ〜〜👋(厳しい)

 

って感じだったんですけど、ど、

 

 

 

 

柳愛時√、OK。(何判断)

 

 

 

 

 

だって、なんか、そういうアレじゃなかった。

 

 

12年前の冬のこと。

実家のある新潟から親戚を訪ねるため東京に来た時に巻き込まれた事件。

知らない男に誘拐され暴行を受けていた主人公を偶然目撃した柳パパが、主人公を助けようと犯人をバチボコ殴って逆に大怪我をさせ、一命は取り留めたものの犯人の男は植物人間みたいになってしまって、結果的に彼の人生を壊してしまった_______

年齢や状況から正当防衛が認められ、無罪放免でお咎めなし。

 

 

 

 「理性を忘れ、殺られる前に殺ろうと思った。元々、警察官になれる資格なんてない人間だ。それは、誰よりも俺自身が知っている」

 

 

 

普通だと柳パパは「ヒーロー」のはずなんだけど、まだ小さかった主人公は犯人を殴り続ける柳パパがとても恐ろしく、凶暴な人に見えたのね。

 

だから、ある意味「被害者」「加害者」っていう立場で出会ってて、そこにラブロマンスが生まれるなんて微塵も思わなかっただろうし、まあ普通に重いよね。

 

イチャコラ展開をさせるためだけのチート要素ではなく、単純に柳パパと主人公の価値観を変えるための大事な思い出として位置付けられているものだとあたしは判断しました。

 

 

よって、柳愛時√、OK。(ニチャア~とした笑顔)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、柳パパ√が他√と違う点is、

 

 

・生きている人の数だけ、正義は存在する

 

 

ということ。

 

 

 

 

 

柳さんは犯人たちに同情的に見えた。

ーーいや、違う。同情ではない。

凄惨な事件を起こし、世間を脅かしている犯人たちの思考に……理解を示そうとしているように見えてしまった。

 

 

 

 

この主人公の心情から察するに、柳パパは…SO!優し過ぎるということ。

 

笹塚尊を見てみろ。慈悲のカケラも無いぞ。(元豚は語る)

 

 

 

アドニスに対しても、「お前たちは何故こんなことをするんだ?」「何か辛いことでもあるのか?」「お父さんで良ければ話聞くぞ?」と、菩薩のような御心で受け入れようとしていらっしゃる。

 

 

 

 

ふ~ん、なるほどね。そういうスタンスね。ふ〜ん。

 

 

 

 

 

「……ここから見える、新宿の街が好きなんだ」

 

「……俺は、人間にとっていちばん大事なのは【当たり前の日常】だと思ってる」

 

「食べたいものを食べて、仕事をして、家族や友人と過ごして、1日が終われば安心して眠りにつけるーーそんな、日常」

 

「それが壊れるのだけは、許せないんだ。……だから、取り戻したい」

 

 

 

 

前世から警察。あなたはね、魂から紛れもなく警察官。

 

 

 

 

 

「ーーええ。いわゆる【罪人】です。その結果、更生プログラムの対象になっています」

 

 

・柳愛時、28歳。東京出身。

・実直で冷静沈着、捜査員としても能力は優秀。

・だが、警視庁捜査一課に在職時代、何度か容疑者を前にして逃走を許したことがある。

・それは彼が過去に起こした【ある事件】に起因していると思われる。

・更生プログラムの対象としては今後も推移を見守る必要があったが、今年8月に離職。

・その後は新宿を拠点にして、独自で事件を捜査しているとの情報あり。

・彼は裁かれる側の人間か?

・それとも、裁く側の人間か?

 

 

 

 「俺はな、全部守りたいんだ」

 

「文字通り、全部だ。警察のルールでは守れないものも、守りたい」

 

「綺麗ごとだと、自己満足だと……自分でも嫌というほどわかってはいたが」

 

「それでも……割り切れなかった。だから、警察にはいられなかった」

 

「お前のことも、できることなら傷つけない方法を探したかったんだ」

 

 

 

待て待て待て待て待て。待たんか。おい。

やはり柳愛時√、他とは違うロイヤリティを感じるんだが。

 

 

過去のトラウマ、全てを守る覚悟、「犠牲」の恐怖・・・。

警察官という立場でアドニスから新宿を守ろうとしているのに、自分自身に罪の意識があって、心のどこかで自分こそが罰せられなければいけないのではないかと思っている。

 

とんだ大穴野郎じゃねえか…。これは厳しい。非常に厳しい。白石景之に引き続きこれは夢女には厳しすぎますって。

 

重いんだよなあ。ただ、そこが良いんだよなあ。

優しさが時には身を滅ぼすという言葉、まさに彼に一番相応しいのでは?

 

 

 

主人公を捜査に加えたくなかった理由だって、「お前を傷つけたくなかった」。

俺は全部守りたい。被害者も加害者もそんなの関係なく全員を傷つけずに解決させたい。無理ってわかってるけどわりきれないン゛アアアアアアアッ!!!

 

 

 

しっかりしろ!!!!!!!

いじらしいんじゃあ!!!!!!

(心の中のノブ)

 

 

 

何か抱えてそうな男だとは思っていたが、こんなに繊細だとは思わなかった。最終√のために残されていたメインヒーローの役目、こなしすぎでは???(^-^;

 

 

「ザ・人間!」を体現した人。

それが柳パパに対するあたしの評価です。

 

 

要はあれでしょ?「働きたくないけどお金は欲しい」って悩んでるあたしと一緒でしょ?(働け)人間どっちも欲しいって欲張ったら結果的にどっちもゲットできないんだよな。二兎を追うものは一兎も得ず。

でも、働かずにお金がもらえるなら嬉しいしそれが一番いいよね?これ真理。

 

柳パパはなんていうか、そういう人間的な願望だったり、葛藤に向き合おうとめっちゃ頑張ってる器用貧乏な男、って感じかな。

 

 

 

ガキの頃はちょっとヤンチャしてた自分はどこに行ったんだよ。

バットとバイクもほどほどに嗜んでいらっしゃったなんて嘘だろ。元ヤンから優男へのシフトチェンジはアカン。みんな好きやん。そういうの。(過度な偏見)

 

 

 

 

 

そして、大人に見えてどこかほっとけない魅力がある所が、柳パパの最大の持ち味。

 

 

 

 

 

 「……警察官になると決めたときに、ひとりで戦う覚悟も決めただけだ」

 

 

柳さんの行動理由は、なにかを守るためだ。そのために自分を犠牲にすることを厭わない。

 

 

「実際、警察にいた頃は多くのものを守れた。誰かの助けになることが、自信にも繋がった」

 

「それでも守れないものがあったのは、警察という組織そのものが悪いわけじゃない。……俺が、弱かったからだ」

 

「ただ……いざというときに、犯罪者を撃つ覚悟を持てなかっただけだ」

 

「……俺は、たとえ人を傷つけた加害者でも、闇雲に命を奪っていいとは思わない。思えない」

 

「罪を償わせるために相応の罰は必要だ。だが……事件解決のために犯罪者の命を消せばいいなんて、絶対に思えないんだ」

 

 

家族とも縁を切ってまで警察官の道に足を踏み入れ、自分の守りたい世界のために足掻く。アドニスに対しても足掻く。「痛み」や「苦しみ」から極限まで足掻く。

 

 

 

頼りになって、判断力があって、優しくて……なのにすべてを守るために、理想のために孤独になる道を選んでる人

 

 

この言葉が全てを表現してくれている。

 

 

 

 

 

 

 

「……悪いが、あまりプライベートに踏み込まれるのは好きじゃない」

 

「私が知りたいのは……柳さんのことです」

 

「…………」

 

「……急に首輪なんてつけられて、これからどうなるのか、自分になにができるのか不安で……でも、私はーー」

 

「この街を……手の届く全てを守りたいと願って、強くあろうとする柳さんの姿を見て……、あなたの役に立ちたいって思ったんです」

 

「私に指針をくれたあなたに認めて欲しい。対等になりたい。少しでも近づきたいって、そう思うのは……迷惑、ですか」

 

「…………悪い」

 

「…………っ」

 

「迷惑、とまでは言わない。だが……正直なところ、困る」

 

「お前が悪いんじゃない。俺は……誰とも、深くは付き合えないんだ」

 

「……家族とも縁を切ったって言ってましたね。でも、私は守られたいわけじゃない。一緒に戦いたいんです」

 

「事務所のみなさんみたいにらなにかあったら頼ってもらえる人間になりたい。それくらいの立ち位置でも、ダメですか」

 

「たぶん、お前は俺に期待しすぎだ。俺はそんな大層な人間じゃない。……信頼されるような資格もない」

 

 

 

 

 

お前は、大馬鹿野郎じゃ!!!!!!

(泣)(心の中のノブ)

 

 

 

 

お、女にここまで言わせといて…お前という男は……ヘタレか!いい歳してヘタレなんか!好きだーーーーッッ!!!!!(大汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

あとですね、柳パパ√独自の展開がこちら。白石景之を呼びつける柳パパですよ。

 

 

 

 

 

 

「……あの日。星野が襲われた日。アドニスからの手紙を仕込んだのは、誰だ?」

 

「……君さ、わかってて聞いてるんじゃないの?」

 

 

 

ここ、白石景之√を終えた身だからこその面白さ。

 

 

 

「……いや、ーーわからない。アドニスが警察に潜伏させている内通者を使った、そこまでしか俺にはわからない」

 

「それ以外は……たとえ理屈でなにか答えを導き出しても、勘が否定してな。邪魔をする」

 

「はは、それは勘じゃないでしょ。そういうのは私情って言うんだよ」

 

「…………」

 

「……柳君は真面目すぎる。いや、優しすぎる、のかな」

 

「【内通者】に情を寄せてどうするんだか。どんな根拠があって、その人物を信じてるの?」

 

 

 

やばい緊迫。頭が良い人の問答ほど面白いものはない。

 

 

 

「それこそ岡崎君くらい神出鬼没から、こっそり忍び込めるかもしれないけどさ。君の【勘】だと、彼はどうなの?」

 

「……シロだ。あいつは良くも悪くも任務のことしか考えてない」

 

「そうだね。じゃあ、やっぱり答えは出てるじゃない」

 

「…………」

 

「……俺たちは、お互い他人に踏み込まれるのが好きじゃない。でも、その理由はまったく違う」

 

「君は、人に情を寄せすぎるから踏み込めない。俺は……情を知る必要がないから、踏み込まない」

 

「そのせいなのかな。君とはなんていうか、ウマが合うって感じてた」

 

「距離感がちょうど良かったんだ。俺にとっては、だけど」

 

「…………そうだな。それは、俺もだ」

 

「逆にね、不思議だよ。もっと早く……それこそ彼女がここに来た日からずっと、君にこうやって聞かれると思ってた」

 

「……白石」

 

「なのに、いつまで経ってもいちばん怪しい奴を野放しにしてるからさ。……適当に誤魔化せなくなっちゃったよ」

 

「だって、プロファイリングするまでもない。理論立てて考えれば、答えは簡単に導き出せる」

 

「捜査一課の資料を見ることができて、君たちが彼女を助けるタイミングを知っていて」

 

「鍵がかかっているはずのこの事務所に、なんの痕跡も残さずに手紙を置ける。そんなの、ひとりしかいない」

 

 

 

 

ここで浮かび上がってくる謎・逆に笹塚たちはなぜ気付かなかった?

いや、もしかしてたら笹塚尊だけは気付いてたのか?気付かないわけがないよな…。

 

 

 

 

「ーー白石景之。俺だよ。そうでしょ、柳君?」

 

 

 

 

 

ここ、めっっっちゃ好き。

 

 

とにかく、誰に対しても同情的で優しい柳パパ。

アドニスにも、白石景之にも、悪人にも・・・・・。

 

 

 

 

 

そして、過去の“撃てなかった”トラウマを払拭することができた例の事件。

 

 

人質になっている女性は過去、賄賂を受け取っていじめをもみ消しました。結果、いじめを受けた少女は自殺してしまった。

 

銃を突きつけている犯人は過去、信じていた人間に騙され人生を狂わされた。元はごく普通の、善良だった人間です。

犯人を刺激すれば、人質の頭が撃ち抜かれます。人質を助けるためには、犯人を即死させなければならないでしょう。

ーーさあ、どうしますか?なにひとつ遺恨を残さず、この状況を解決できますか?

 

 

 

 

 

「たとえ過去になにがあっても、私は柳さんを信じます」

 

「星野……」

 

「私が床に威嚇射撃をします。そのすぐ後に、男の手を狙って撃ってください」

 

「……そうすれば、助けられます。どちらも、です」

 

「だが、俺は……」

 

「柳さんならできます」

 

…………」

 

「あなたが強くなりたいと願っていたことも、そのために孤独に戦っていたことも知っています」

 

「柳さんが誰も傷つけたくないと、誰より強く願っていることも知っています。付き合いは短くても、それだけはわかります」

 

「だから……柳さんが助けてあげてください。どちらかじゃなくて、どちらも」

 

「難しくても、怖くても、足がすくんでも、今できることを自分でしなきゃいけない」

 

「そうしないと、前に進めない。……そうでしょう?」

 

 

 

トリガーモードかっこいい〜〜!

 

 

 

「……まだ、手が震えてるんだ。情けないな」

 

「……情けなくなんか、ないですよ。柳さんは、ちゃんと守れたじゃないですか」

 

「お前のおかげだ」

 

「え。私は、なにも……」

 

「お前がいたから、撃てた。……撃つ勇気を、持てた」

 

「……お前がいなかったら、俺はきっとまた……失ってた」

 

「私……柳さんの役に、立てましたか?」

 

「役に立てた、どころじゃないだろ。あのふたりだけじゃなくて……お前は、俺のことも救ってくれたんだぞ」

 

「…………」

 

「本当に情けない話だけどな。全部守りたいとか……偉そうなことを言って。いざ目の前にしたら、指ひとつ動かせなかった」

 

「失うことを考えたら……身体が拒否するんだ。……まるで呪いみたいに。もう一生、自分で乗り越えることはできないと思ってた」

 

「でも、お前はどっちも助けられると言ってくれた。俺自身がやらなきゃ意味がない、って……」

 

「お前ひとりでもなんとかなったかもしれないのに、俺を信じて任せてくれた。そんなお前を信じたから、俺はやっと……撃つことができたんだ」

 

「……お前がいてくれて、よかった」

 

 

 

 

俺TUEEEEEEEEE!!! 

 

 

 

 

「お前は、すごいな。……本当に、強い」

 

「そんなこと、ないです。……さっきだって怖かったですし、今も……ちょっと情けないし」

 

「いや……怖くても、お前は逃げないだろう。正直、俺は罪悪感に苛まれてばかりで、お前とちゃんと向き合えなかった」

 

「……お前から、逃げようとしてた。また、怯えた目で見られたくなくて」

 

「…………」

 

「お前は俺を信頼して、向き合いたいと思ってくれていたのに……どこかで遠ざけようとしてたんだ」

 

「……悪かった」

 

「でも、お前はいつだって一所懸命で、まっすぐで……俺が過去にしたことを思い出しても、背中を押してくれた」

 

「……俺を信じてくれて、ありがとう」

 

 

 

神台詞。

 

 

 

「たとえ過去になにがあっても、私は柳さんを信じます。今のあなたを、信じたい」

 

「私、これからも柳さんの隣にいていいですか……?」

 

「……はは。お前には参った、降参だよ」

 

「……これからも隣にいてくれ。お前は、俺のパートナーだからな」

 

 

 

 

え?????人生の??????(落ち着け)

 

パートナーなんて言われたら・・・ねえ・・・???

 

 

 

すごいな、乙女ゲームって、まじですごいな。恋の力って、人生変えるんだね。

柳愛時の心を溶かした決定的なイベント。ワイ将、圧倒的勝利。

 

ここからちょっとずつ距離が縮まっていくのが、進めてて最高に幸せな時・・。 

 

 

 

 

「どんなことを思って生きてきたのか、どんなことで喜ぶのか……」

 

「どんな、小さなことでもいい。俺も、お前のことをもっと知りたい」

 

「過去に傷つけてしまった少女としてじゃなく、【星野◯◯】というひとりの存在に、ちゃんと向き合いたい」

 

「……もう二度と、お前に哀しい顔をさせたくないから」

 

 

 

 

はい、結婚です。

 

 

 

 

柳さんが言ってくれた言葉が、胸を熱くする。やっと、隣に立てたような気がした。

そしてーーひとつ願いが叶うと、人は次を望んでしまうものなのかもしれない。

 

 

 

「それって……私が仕事のパートナーだから、そう思ってくれるんですか?」

 

「……?どういう意味だ?」

 

「そうだって、わかってはいます。でも……私は、それだけじゃ足りないんです」

 

 

 

気付けよ。

 

 

 

「私はもっと、柳さんの特別になりたい。仕事のパートナーってだけじゃなくて」

 

「ほ……星野??」

 

 

 

 

もうっ!!!鈍感!!、!!(泣)

星野??じゃねえんだよ。察しろ。この胸の高鳴りを。

 

 

 

 

「もし、12年前に柳さんがあの場にいなかったら、私はあそこで殺されていたかもしれません」

 

「もし柳さんが駆けつけてくれなかったら、首輪をつけられたときに死んでいたかもしれない」

 

「……柳さんはたしかに過去、罪を犯したかもしれません。でも……私にとっては特別な人で、恩人なんです」

 

「……だから、だろうな」

 

「え?」

 

「今、お前が言ってくれて確信した。……アドニスのことだ」

 

「俺は、アドニスの行動が正義だとは思えない。だが……皮肉なことに、【悪】だと決めつけて切り捨てることもできない」

 

「あ……」

 

 

 

 

おおおおおおおおん・・・・おん・・・・。

どこまでもあなたは、本当に・・・・・。

 

アタイ、あんまり焦らされると禁断症状起こしてしまいそうになるのでね。頼みますよ柳さん。もうわかってるんでしょう?

 

 

 

 

 

 

「岡崎」

 

「うん?なに?」

 

「星野を送って行ってやってくれ」

 

「はいはい、了解。今日こそ送り狼になってもいい?」

 

「絶対ダメだ。豚箱送りにするぞ」

 

 

 

 

キュン

 

軽率に、キュン。

 

え、何????何なの??

匂わせですか??そういうプレイなんですか????(動揺)

 

今のご時世、匂わせが一番アカンやつですよ柳さん・・・ねえ、は、はよ・・はよ・・・はよチューでもしてくれないとあたしが豚箱行きになりそうですよ・・・・😅(落ち着け) 

 

 

 

 

「どう考えても柳さんにはほど遠いから、無理。彼女のことはあきらめたほうがいいよ」

 

「えっ!?ちちち違いますよ星野さんがどうとかじゃなくて!!」

 

「まあまあ。とにかく彼女は売約済みだから」

 

「ぁ……あの、それってどういう意味で……?」

 

「キミは柳さんと仲良しだもんねってこと」

 

 

 

 

岡崎契、君は良い仕事をした。

 

柳パパ√での岡崎契、良い仕事しかせん。

ここの吉成くんとのさりげない会話でニヤつかせるな。

 

 

 

 

 

 

その後の柳パパからのメール、

 

 

「念のために確認しておくが」

 

「岡崎は送り狼になってないな?」

 

 

 

 

ふざけるな。

いい加減にしろ。オメェ、ぜってえ許さねえ。

こんなに乙女の心をキュンキュンさせやがって。無意識でやってるっぽいのがまた腹立つ。好&き。

 

 

 

 

 

 

 

 

堅物感のあった序盤から一転、両想い匂わせが加速していく柳パパ√、随所でときめく。

他の男たちと違って、「年上」感が強いのもまた良い。ちょっとおじさん臭い所があったり、恋愛命!みたいな若さがない。(褒めてる)

 

 

だがまあ、一応真相√?なので、恋愛的な意味でのしんどさよりもストーリー的なアレでしんどかったよね。

 

 

 

 いや、何よりも冴木くんの名前を打たせるしんどさですよ。

 柳パパ√まで来た乙女の諸君ならおそらく薄々気付いていたはずだけど。むしろお前しかいないのだけどσ(^_^;)

 

 

 

 

「お前が冴木という男を信じたいなら、その気持ちまで捨てる必要はない」

 

「すべてが嘘だったと思い込む必要はないんだ。嘘の中にも、必ず真実はある」

 

「そいつから受け取った優しさや強さは、お前にとっては本物だ。それを否定する必要はどこにもない」

 

「……俺を、肯定してくれたように」

 

 

 

 

 

柳パパのこの言葉、めちゃくちゃ救われる

優しくて強いを備えている人間ってこの世にそんなに多く存在していないと思うのだけど、柳パパはそれに近い。みんなが理想とする正義のヒーローの思考してる。あ〜〜これよ、これこそが王道のメインヒーローって感じ。

 

 

 

このタイミングで唐突な告白・グッジョブでした。

返事は聞かないスタイルも非常にもどかしい。柳パパ√、障害が多い。

 

 

終盤に差し掛かるにつれて、 警察の威信を優先して冴木弓弦を指名手配できない闇が浮上してきたり、冴木くんの理想の世界が完成すると同時に息の根を止められる組織だったりがあって、オタク、じわじわとしんどみゲージが上がっていく。

 

 

 

アジトを教えてくれた白石景之、主人公を助けるために全員で乗り込む柳班、かっこよすぎるがな・・・・・。

 

 

 

 

 

「あなたを狂わせたのは、彼女ですね?彼女がいなくなれば、諦めて頂けますか」

 

鳥海、お前結局なんだったんだよ。

 

 

 

 

 

私が彼を殺せば、他の【普通】の人間も同じシステムで動かせる。冴木君は、そう判断している。

 

彼の意思を継いだ人間がそれを繰り返せば、いつか理想は叶う。……そう思い込んでる。

 

 

(トリガーモード最後失敗したの、判定渋すぎてびっくりした)

 

 

冴木くんとの直接対決の後、

 


「……星野。お前はこの先もずっと、苦しみ続ける」

 

「救えなかった人間を想って心を痛め、理不尽な悪意に潰されそうになりながら、哀しみを背負い続けることになる」

 

「どうして、俺を殺さなかった。お前がやらなくても、俺は死刑になるんだぞ」

 

 

 

冴木くんの言葉に対して、柳パパ

 

 


「……哀しみを消し去ることは、不可能だ」

 

「どんなに辛くても、傷つけ合うことになっても。人は、哀しみを背負い続けていかなきゃいけないんだ」

 

「……けどな。本来、人はひとりじゃない。哀しみに耐えられないときは、支え合うことができる」

 

「頼れる人間がいない、警察が話を聞いてくれなかった、身を守るためだった、いろんな事情はあるだろう」

 

「だが、【だから殺した】なんていうのはただの言い訳だ。どんな衝動に駆られても、人は己と戦わなきゃいけない」

 

「自分自身で、乗り越えなきゃいけないんだ」

 

 

 

拍手。(号泣)

これ。これだよ。これを、柳パパが言うんですよ。完璧すぎる。

今までの主人公と積み上げてきたもの全ての答えがここに集約されている。

最&高、優&勝。ブラボー。

 

柳パパ推しの乙女たちはこの瞬間、間違いなく「あなたを支えてよかった」と思えたはず。

 

 

 

 


「……それは強い奴の言い分だ。どんなに傷ついても、哀しくても……前を向いて生きられるかもしれない」

 

「でも……こんな世界じゃ生きてられない人間だって……この世には、いるんだよ」 

 

 

 

このね、最後の冴木くんの台詞がまた切なくてね・・・。絶対悪なはずなのに、どうしても冴木弓弦という男を全て否定することはできない。冴木推しの乙女たち、FDで期待しましょう(熱い抱擁)

 

 

しんどいムーブメントはもうここまでにしましょう。この時点で文量がえげつないことになってるから。(詫びるマン)(デビルマンの画像)

あとは適当に柳パパもえした告白回やら何やらを詰め込んで終わりにしたいと思います。 

 

 

 

 

「その……なんだ。俺とお前は、けっこう歳が離れてるだろう」

「同年代と話すように気楽にとはいかないだろうし……退屈させてるんじゃないかと心配でな」

「な、なに言ってるんですか。私はそんなの……気にしません」

「理性を保たなきゃいけないとは、思うんだ。純粋なお前をたぶらかすわけにもいかない」

「私は……柳さんにならたぶらかされたいです」

 

柳√のあたし、いいよな…!!(限界夢女自己投影型A)

 

「……っ、お前な……」

「……本気か?一時の感情に流されたら、後悔するぞ」

「後悔なんて、しません。一時の感情でもありません」

「……俺が本気になったら、きっとお前は困る

「……たぶん、嬉しいです」

「今までみたいに気遣ってやれない。優しくしてやれないかもしれない。……それでもいいのか?」

 

いいです(早口)

 

「……はい」

「……俺はーー」

 

(ここでタイミングの悪いチェリー榎本からのメール「寂しすぎるから帰ってきてくれ」)(お預け)(最高)

 

 

 

 

 

 

 

そしてホワイトクリスマス回ね。

 

 

 

雪が舞い落ちてくる夜空を見上げて、柳さんは優しい笑みを浮かべている。

どこか遠くを見ているような眼差しを目の当たりにしてしまったらーーもう、ダメだった。

 

「柳さん、あの!」

 

とっさに、柳さんの上着の裾をつかむ。

伝えるなら、今しかない。

そう、思うのにーー

前はすんなり口に出来た言葉が、どうしてか今はすぐに出てこない。

 

「……大丈夫だ。落ち着け」

「え……」

「お前がなにを言いたいのか、わかってる」

「……!」

「ずっと返事をしないままで悪かったな。……お前はまっすぐに向かってきてくれたのに、それに甘えていた」

「俺も、いい加減に答えを出さなきゃいけない」

「柳さん……」

「……俺はな、ずっと幸せになる資格がないと思っていた」

「……っ」

「誰かを幸せにしてやれる資格も、そんな力もない、って」

「…………」

「……私は、柳さんに幸せをもらいました」

「たとえ自己満足だろうとなんだろうと、もう、とっくに誰かを幸せにしてるんです。誰かの心を、守ってる」

「その柳さんが幸せになっちゃいけないなんてそんなこと絶対、あるはずない……!」

「忘れちゃいけない過去はあります。でも、今の柳さんが幸せになることを否定するなんて間違ってます……!」

「……そうだな。お前はいつも俺の【今】を願ってくれた。だから……俺も、やっと前を向けたんだ」

「え……?」

「誰かの犠牲の上に成り立っている人生なら、ずっと贖罪のために生きるべきだと思っていた」

「だが、人間ってのは欲深い生き物だ。どんなに理性で抑え込もうとしても、願いってのが生まれてくる」

「許されない願いだとわかっていても叶えたくなる。……それこそ、誰かが悲しむ結末になっても」

「許されないはず、ありません」

 

ーーどうしても、柳さんの言葉を最後まで聞いていられなかった。

 

「!?星野……?」

「願うことを、諦めないでください……!」

 

衝動のままに、思いっきり抱きついた。かじりつくように、必死に首へと手を回す。

振り払われたくなかった。どうしても、伝えたかった。

 

「私は、柳さんが好きです」

"""BGM……ッッ!!!!"""(目頭を熱く抑える)

「過去の罪を背負って、それでも前を向いて、自分に出来ることをしようとするあなたが、誰よりも好きなんです」

「……誰より、幸せになってほしい」

「あなたに幸せになるつもりがないなら、私が幸せにします」

「柳さんが私のこと好きじゃなくても、迷惑でも、そんなの関係ありません」

「この先なにがあっても、世界中の誰が柳さんのことを許さないと言っても、私があなたを守ります」

誰よりもイケメンな告白セリフやないか…

「だから……」

「……まあ、落ち着け」

「本当に、お前には参ったよ。全部先に言われたら、立つ瀬がない」

それな

「……柳さん?」

「最後まで言わせてくれ。……俺は、今の願いをあきらめるつもりはない」

「どんなに抑えようとしても、無理だった。叶えたいと、思ってしまった」

「俺が、お前を幸せにしてやりたい。お前が幸せならそれでいい、なんて……そんな物分かりのいい答えじゃ満足できない」

「お前と……幸せになりたい」

「え……」

「他の誰かじゃなくて、俺を……いちばんに好きでいてほしい」

(う、そ……)

「既成事実、だ」

 

チューーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

「え……え?」

「お前が言ったんだぞ。既成事実でもいいから意識して欲しいって。……俺も、同じだ」

「今までごまかしていたぶん、言葉だけじゃ伝わらないだろうからない。……俺はもう、逃げない」

「お前がわかってくれるまで、何度でも既成事実を積み上げることにする」

「い、嫌です!!」

「…………え?」

「きっ、既成事実が嫌なんじゃなくて!言葉でもちゃんと言ってくれないと、わかりません……!」

「星野……」

「……他の誰でもなくて、柳さんの言葉で聞きたいんです」

「……好きだ」

 

耳元で、柳さんの声が響く。

ずっとーーずっと、待っていた言葉。

一生聞けないかもしれないと、覚悟さえ決めていた言葉だった。

 

「だいぶ前から、お前のことでいっぱいだった。意識しないようにすればするだけ……どうしたってお前に惹かれる自分がいた」

「1月を迎えても……たとえなにが起こっても、俺はこの新宿でお前と一緒に生きたい」

「お前の隣に、いたい」

「……私も、です」

 

 

〜END(生命の)〜

 

死んだ〜〜〜〜死んだ死んだ死んだ〜〜〜〜wwwwwwwwww

 

は???????まじ、は?????

ここに来て年上の大人ムーブメントかましてくるの何?????

「お前が何を言いたいのかわかってる」????キレそう。(命の母)

さすがの三文字。パパの前に一人の男だった。全√の告白回の中でダントツに良い。え、ど、どうしよう、オイラ、好きになっちゃいそう・・・σ(^_^;)(なった)

 

あと、チューした後「既成事実だ」を考えたシナリオライターさん、誰??ちょっと自分、挨拶行っていっすか^〜

面倒なオタク代表なので、付き合う前のチューは場合によっちゃ地雷になるパターンが多いのですがこれは、これは至高。何より「既成事実だ」という言葉選びが素晴らしい(スタンディングオベーション)これ言っとけば間違いない説、ある。

今度から付き合う前の両片想い期間にチューしたい男は全員「既成事実だ」でフィニッシュしてください。

 

 

 

 

クリスマスにケーキまで作れるスパダリ加減に加えて、晴れてお付き合いが決まってから以降の大人気ない柳パパが見れるようになるのもエグすぎて。

 


吉成くんの鋭い観察眼「何かありましたね!」(素晴らしい)

💋Chu...

「まあ、そういうことだ。……お前ら、間違っても手出すなよ」

「う……うおおおお、かっけえ!柳先輩、かっけえ!!」

 

うおおおお!!!かっけえ!!!かっけえ!!!!(榎本峰雄と一緒に大興奮)

 

 

 

 


「星野、送ってく」

「でも、下で岡崎さんが待っててくれてますが……」

「…………あいつばかりに任せるのは癪に触るんだよ。たまには独り占めさせろ」

「は、はい。えっと……その、嬉しいです」

峰雄「くぉぉ……見てるこっちが恥ずかしくなってくるぜ……!熱いな、アレ」

笹塚「ハタチ過ぎと三十路手前の恋愛にしちゃ、ぬるすぎるだろ」

峰雄「だから余計熱いんだよ。……そういや柳先輩。いつまで星野のこと苗字呼びなんですか?」

ナーイスフォロー!

峰雄「やっぱ恋人同士ってからには、名前で呼び合うもんだよな?だろ、尊」

笹塚「俺に振るな。お前は夢見すぎ」

峰雄「えー?ロマンじゃねーか」

「○○」(名前呼び)

「な……なんで、いい歳してこの程度でこんなに恥ずかしくなるんだ……?」

 

も、も・・・・やめて・・・・・・(悶えて丸くなるあたしの図)

あたしの名前ひとつで頭を抱えるようなそんな可愛い部分を見せられたら・・・・泣泣

止まるんじゃねえぞ・・・・・・。

 

峰雄「なんだこの少女マンガの世界」

笹塚「いつまでも2人の世界作ってねぇで、さっさと行けよ」

 

 

 

はあ・・・・(胸いっぱいの吐息)

 

 

 

 

 

 

 


「……ありがとな」

「え?」

「ずっと俺のそばにいてくれて、俺を信じてくれて……俺を好きでいてくれて、ありがとう」

「柳さん……」

「よく、がんばったな。……もう、泣いていい」

「…………っ」

「やなぎ、さん……っ」

 


「……好きです。柳さん」

「隣にいさせてくれて、私を信じてくれて……ありがとうございます」

「……ああ。たくさん辛い想いをさせたな。思い切り泣いて……そうしたら、笑ってくれ」

 


「渡すタイミングが掴めなかったんだが……これ」

「え?」

「遅くなったけどな、クリスマスプレゼントだ」

「プレ、ゼント」

「……柄じゃないが、これでも必死で選んだ」

(死ぬ)

「あ……ありがとうございます。え、えっと……開けてもいいですか?」

「そりゃ……もちろん」

「そ、それじゃ……」

「え……えっ」

(2度死ぬ)

「ゆび、わ」

「女の……というか、お前の好みなんてわからないから……気に入らなかったら、悪い」

「ま……まさか!嬉しいです!う、嬉しすぎてわけがわかりません!」

「……じゃあ、手、出せ」

「は、はい」

〜スチル涙〜

「……お前には、押されてばかりだったからな」

 

柳さんが、私の左手薬指に指輪をはめてくれる。迷わずそこへと指輪をはめてくれたことに、思わず涙がこぼれた。

だって、嬉しい。泣かないなんて、無理だ。

 

「本気だって、わかってもらいたかった。これでも緊張……してたんだからな」

「柳さんが、緊張……」

「お前のことになると、冷静じゃいられなくなるんだよ」

「……前に言っただろ。1月を迎えても、この街でお前と一緒に生きたいって」

「はい」

「ずっと、だ。これから先……ずっと。なにがあっても、もう離してやれない」

「長い間、人との関わりを避けてきたからこういうのは慣れてないんだが……」

「俺は一度執着したらしつこいぞ。正直、最後まで責任取るつもりでいる。それでもいいか?」

「もちろんです」

「柳さんになら、いくらでも束縛されたいです」

〜ほんまそれな〜

「いや、それもどうなんだ……」

「でも、本音ですから」

「本当に……お前にはやられっぱなしだな」

「あと、泣けと言ったのは俺だが、泣きすぎると頭が痛くなるぞ」

「無理です。嬉しいから、止まりません」

「まあ……喜んでもらえたなら、いいか」

「いいんです、きっと。……好きです、柳さん」

「……俺も。お前が好きだ、○○」

 

〜ここでお決まりの榎本峰雄の妨害〜

 

峰雄「あ、あの、柳先輩?違うんですよ?べつにミーハー気分で見てたわけじゃなくてね?恋人たちをあたたかーく見守ろうって思ってね?」

「ほう」

峰雄「…………」

「……俺は普段、冷静だとか大人だとか言われてるけどな」

「知ってたか、榎本。昔は、ちょっとやんちゃしてたんだ」

峰雄「ちょっとっていうか、かなりアレですよね!?あの、指ポキポキ鳴らすの止めましょ?ね、先輩?関節太くなるし?」

「自分でもけっこう驚きなんだが、こいつのことになると心が狭くなるみたいでな」

峰雄「は、話し合い!話し合えばわかる!」

「よし、榎本。歯ァ、食いしばれ」

峰雄「す、すんませんでしたああああ!!」

ボコッッ

峰雄「ぎょおおおおおお!?」

 

チェリー榎本の仕事ぶりも、最後までさすがだったな。ありがとう。

 

「ったく……久々に動いたら、疲れた」

「なに言ってるんですか。暴れてる柳さん、楽しそうでしたよ」

「まあ、それなりに。で……○○。続きは、また後でな」

「…………はい」

「今日、泊まってくか?」

「えっ。で、でも榎本さんが」

「あいつは追い出す。笹塚が拾ってくれるだろ」

「わあ、柳さんひどい」

「で、どうする?」

「……お願いします」

「……ん。じゃあ……後でゆっくり、な」

 

 

さ、さすがすぎる・・・・泣泣泣泣泣

スマートに泊まりを誘う癖に指輪選びはわからないってそんな、そんなアホな・・・・どこまで乙女のツボを深く押し込んでくるんだこの男・・・・泣泣泣泣泣泣泣

 

 


……そっと、片手で首に触れた。今はもう、ここに悪意は潜んでいない。

でもーー誰しも見えない首輪をつけている。

裏切り、失望、挫折……いつ理不尽な悪意に襲われるかは、誰にもわからない。

どれだけ自衛していても、哀しみはある日突然訪れる。

だからこそ、信念を消してはならない。人はーー強くあり続けなければならない。

たとえ正義の形がわからなくなっても、理想を失いそうになっても。

(大好きな人が隣にいれば、きっと大丈夫)

 

 

 

お疲れ様でした!!(泣)

 

 

 

 

❤︎あたし的お気に入りスチル紹介

 

f:id:atashigirl:20200203151518j:image

 

 

いや、これでは?????σ(^_^;)

看病スチルも良かったけど、全てが始まったのはここからなので。

綺麗だし構図も素晴らしい。√終了してから改めて見るとちょっと感動するわね。

 

 

f:id:atashigirl:20200203152246j:image

 

 

 

え〜、まとめとして、柳パパ想像以上に好き。でした。パパ改め、旦那。

白石景之さえいなければ間違いなく推してた。脆そうな男好きなので。

まあ白石景之は推しという枠ではないけれど、柳さんはみんなの旦那ですね。

異論、なし!!!!!

 

FDがますます楽しみになったわ〜〜(人類より10年くらい遅れてプレイしている旧人類)最終√に相応しい男でした。

 

 

 

 

 

 

ちなみに初デート回の会話、


「……で、今日はどうする?せっかくの非番なんだ、お前のやりたいことになんでも付き合うぞ。なにがしたい?」

「したいこと……ですか。うーん……うーん?」

「急に言っても思いつかないか」

「いえ、柳さんとやりたいことなんてありすぎて絞れないっていうか。一緒にいられるだけで幸せというか……」

「……そ、そうか。あのな、素直なのはいいんだが……。あまり素直すぎても、正直困る」

「……ときめきますか?」

「……だいぶ」

 

 

ああああああああああん(命の母)

本√での主人公、良いですね。好みな言い方をしてくれる。

 

 

「……これでも、理性を保とうとかなり頑張ってるんだ」

「それを、お前が煽るから……お前が可愛いのが悪い」

「好きな人のために可愛くなりたいって思うのは、当然ですから」

「これからも、もっと好きになってもらえるようにがんばります」

「……っ、お前は……」

「ん……っ!」

「……はっ……ぁ……」

「……わかったか?俺がどれだけ、お前のことを好きなのか」

「わからないなら、何度でもしてやる。何度だって、好きだって言ってやる」

「……あんまり俺の気持ちを疑うと、拗ねるぞ」

「……わかったって言ったら、もうしてくれないんですか?」

「…………まったく、お前は」

 

 

☺️

 

 

ショートストーリー

 

「俺は……お前の手を握ると少し不安になる。ちょっとしたことで壊れそうなくらい小さくて。他でもない俺自身が壊さないか、心配なんだ」

「は?壊されてもいい、って……。……あのな。いい機会だから、ちゃんと言っておく」

「お前はいつもそうやって、俺にならなにをされてもいい、みたいなこと言うが……」

「さすがに俺も、男だからな。そういうことを言われて、平然としていられるほど大人でもないし、枯れてもいない」

「……誘ってるなら、据え膳はもらうが。俺を煽って後悔したくないなら、やめとけ」

 

 

 

 

最高でわ??、???σ(^_^;)

  1. 「さすがに俺も男」
  2. 「枯れてもいない」
  3. 「据え膳はもらう」

聖なるトリプルコンボ。

 

 

 

はい、最高。最高な終わり方です。
頭の中で色々妄想してるけど引かれたくないからそこの理性だけはちゃんと働く柳旦那(結婚)、そして実は誰よりも狼さん(結婚)

 

今回も結局2万字近く語り散らかした限界オタク。

積みゲーも崩さなければならないので、この辺りで終わります。(強制シャットダウン)

 

 

全体感想も後日アップします〜〜〜。

最後までお目通しいただき、ありがとうございました!‪ฅ^..̫ .^ฅ‬

 

 

それでは、また。

あたしでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生の頃はそれなりに女性との付き合いはあったし、卒業して警察官を目指すことになってからも短期間であれば男女関係になる相手もいた。だが、例外なくドライな関係ばかりだった。


俺は今、恋人が可愛すぎて困っている。