あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

スカレ個別感想ーヒジリ√ー

 

 

どうも、あたしです。

 

スカーレッドライダーゼクス Rev.、通称「スカレ」

個別感想最終回のお時間です。ワォ。(何がワォだ)

 

噂のあの方で締めくくります。

ネタバレするしかないので未プレイの乙女の皆様方はブラウザバックしましょう。

※ネタバレ無しの全体感想はこちらから↓

 

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

それではっ気合い入れてっ!

 

 

紅傷ォォオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

❤︎ヒジリ√感想 

 

 

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ジリジリヒジリくんの出番です。

やあやあ。今日もバナナヘアーがいかしてるね。

 

 

彼はラストを飾るのに相応しいキャラですので、書くのに熱が入りそう。

とりあえず、プレイ順では一番最後に回すのを死守しなければいけない。超絶ヘビーポジション。

 

っていうか、一番可哀想なポジション。

1人で背負ってるものが重すぎて、真相知った後の2周目とか、ついついヒジリが気になって心配してしまう。

 

しかも、唯一主人公の秘密を知ってるの自分だけ、この世界が救いようがない事を知ってるのも自分だけ、そして主人公を守れるのも自分だけ。全部ひとりぼっちで立ち向かわなきゃいけない。

 

あたし的にヒジリ、良いなって思ったのが、

絶望を味わってるからこそ、「絶対救う」とか約束はしない所。

ちゃんと自分が守れる約束だけする。そこが何だか逆に好感が持てる。

 

普段はおちゃらけて、すぐ口説こうとするチャラ男なのに、過去が壮絶で、時に鋭い発言をする。ただの薄っぺらい男かと思えば、冷静で深みのある言葉を投げかける。ヒジリというキャラは、二面性があり放っておけない不思議な吸引力を持つんですよ。そして全乙女を味方に付けるズルい設定。

 

 

あたしが一番物申したかった、

 

「自分が犠牲になってみんな助かればそれでハッピーエンドとか思ってんのかよ?」

 

という主人公に対する言葉もバシッと決めてくれるのはヒジリ。

いやほんとそれよ。あたし主人公には人一倍厳しいんですけど、いかにも正しく優しい主人公!って感じの子を見ると物申したくなるんですよ。

ヒジリのこの台詞はかなり的を得てる。自分を大切にしようとしない主人公に対し、厳しくも愛のある彼の言葉にあたしは落ちました。

 

 

 

 

 

「記憶ってのは平面だけど思い出はそうじゃねぇ。強く残ってる部分、薄れた部分。そういうの繰り返しでデコボコなんだ。けどオマエのは平面に聞こえる」

 

「オマエが忘れたことをオレは一生背負って生きてくんだよ」

 

 

何もわかってない主人公に投げかけるこの悲痛な叫び。

正直、これはズルいですよねまじで。小出しに気になる発言ばかり残して。しかも妙に重みがある。全国の乙女の皆様方も、ヒジリの謎が気になって気になってしょうがなかったですよね????

 

 

言いたいけど言えない、密かに自分だけこの想いと悲しみを抱えて日々を送っていくっていうヒジリの孤独感と切なさ。第五の時から主人公がずっと好きで、陰ながらずっと支えてきたヒジリ。ほんと、

ズルいわぁ〜〜〜〜アウトだわ〜〜〜。

普段とのギャップがすごいから余計アウト。こんなの好きにならざるを得ない。

 

 

初期の加入時のISメンバーに対する当たりの強さも、

 

「できあがった関係の中に突っこんでいくのってけっこう勇気いるんだぜ?」

 

って、疎外感を感じていた彼なりに頑張って不器用ながらに輪に入ろうとしていたんですよ!!!もう!!!!!寂しいなら寂しいって言えよ!!!バカ!!

他√プレイ中は、「なんじゃい癖強いやつ来たなぁ〜」としか思ってなかったのに、本編でのヒジリはただただズルい。

 

 

「テキトーそうに見えて実は優しいこのオレに、ぐらっときちゃった感じ?」

 

って自分で言っちゃうところも、ハイそうですね!!としか言えない。本当に、見た目も含めテキトーそうなのに、中身大人で悲しい過去を背負ってるって、これダメでしょ絶対に。乙女用でしょ間違いない。(何それ)

 

 

ヒジリ√のみアンカーを撃つのはヒジリなのがめちゃめちゃキツかった。胸が。

 

「タクト!!呪うならオレを呪えよ!!間違えんじゃねぇぞ!!!」

 

あああああもうかっこいいよ君すごいよ君。第五で生き残った過去から仲間に対して人一倍負い目を感じてるのは君なはずなのに、汚れ仕事は主人公にやらせず、全部責任を自分1人で背負いこもうとする。

タクトさんとヒジリ、どっちが真のズルい男かって聞かれると、17年くらいは悩むかなぁ。それぐらいヒジリ√は切なかった。

 

エピフォンの過去もなかなか可哀想で、サブがここまでスポット当てられてたのもヒジリ√のみだった気がする。

ギブソンの裏切りと、兄弟の想いだとか。他のサブたちはゆるゆる〜ボケボケ〜だったのに、君たちだけヘビー級だったねほんとに。

 

最終決戦で、ヒジリの身体が持たないことを悟りエピフォンがレゾナンスを解いて、死んでいくところもかなり涙腺保つのに努力した。

 

そもそもの「音楽が好きだから」っていう理由で青の世界に味方したエピフォンの心の純粋さも素敵でした。芸術に惹かれ、芸術の良さが分かるのは最も人間らしいことだとあたしは思うし、サブたちも元は人間と同じなんだってことをエピフォン自身が証明してくれてました。

 

紅ENDの異色さも、ヒジリ√がピカイチだったし。

心が壊れてしまったヒジリの代わりに、エピフォンが喋る喋る。しかも、エピフォンは主人公を密かに好きだった!?というエピフォンENDですからね。びっくらこいた。なるほど、そう来るか。スチルの顔がまじでやばいし。まじで本気でやばかったし。エピフォンとの恋…もなかなか想像しがいがありますが。

 

あれでは色々とヒジリが救われないので、あたしは青ENDに落ち着きました。

っていうかですね、その前のラストのヒジリの告白がナンバーワンイケメンだったわけですよ。

 

 

 

 

「笑ってるオマエが好きだ。真面目すぎて固いオマエが好きだ。そのくせすぐ照れるオマエが好きだ」

 

「苦しみや悲しみは、そいつだけのもんだ!」

 

「今オレは確かに彼女を愛してる!」

 

「愛するオマエを守ることが、今のオレのたったひとつの願い!!たったひとつの真実!!!他のものはなにもいらねぇ!!オマエを守れりゃそれでいい!!好きだから!!愛してるから!!!」

 

 

そして、極め付けは最期のお願い。

 

 

「オレにキスしてくんねぇ?」

 

 

するわ。迷わずするわそんなもん。

 

 

 

ズルい。もうズルい。ダメです。あまりのイケメンさに目が眩む。

 

結局はただのチャラ男なんかじゃなく、ヒジリという最高にかっこいい男だった。

 

 

 

 

❤︎あたし的お気に入りスチル紹介

 

 

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ああ、素敵なバナナヘアー・・・じゃなくて。

 

なんだろう、この時の表情と夕焼けに惹かれたのでこちらの一枚を。

 

今見るとヒジリの全てが愛しく思えるので、もう何でも良いんですけど。

全てはこの瞳が物語ってますよ。

好きです。もう好きにしてください。(は)

 

 

 

 

 

 

あと、ヒジリ√のエピローグ迎えた時すごい胸が一杯になった。

ヒジリが報われてくれただけで、それだけでもうあたしは幸せなので。

 

 

そして全√の両ENDを迎えたこの時点で、噂の黄金ENDも解放されるのですが、この黄金ENDがあたし的に一番泣けました。

 

 

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いわゆる大団円END

 

良いよね。最初にネタバレしますって言ってるからもう載せて良いよね。最後にどうしても載せたかった。

青と紅、どちらが選ばれるわけでもなく、勝ち負けもなく、ただ世界が1つになったっていう終わり方。最高にハッピーだし、何より背景よ。

 

これ見るためだけにクソ長い金太郎飴スタイルのストーリー何周もした甲斐があった。泣いた泣いた。

 

みんなのお揃いのつなぎ超可愛いから、このタクトさんバージョンあたしも欲しい。売ってくれよ。

あと後ろのカズキさんのアイーン状態も気になる。

 

 

 

 

 

 

・・・と言うわけで。

一応全員の√感想を終えましたが、スカレはふと思い出した時にもう一度プレイすると、「うわぁ懐かしいなぁ」「なんか、良いなぁ」ってなるタイプの乙ゲではないでしょうか。(どういうこと?)

 

キャラが濃いし、アニメ化もされたし、キャラソンとかもかなり出ましたし、未だに根強い人気があるのも事実。

 

1回やっといて欲しいタイトルですね。

乙ゲではありませんが。(しつこいなぁ)

 

 

FDでグランバッハさん√とか甘粕くん√とかオペレーターたちの√とか追加待ってます。

 

よし。じゃあもうここら辺で終わります。ありがとうスカレ!

 

 

 

 

最後まで閲覧ありがとうございました。

それでは、また。あたしでした!