数乱個別感想ー央助√ー
どうも、あたしです。
今回から数乱digitの攻略対象別に感想を書かせて頂きマンモス。
ネタバレオンパレードですので、未プレイの乙女の方やネタバレを避けたい乙女の方は、回れ右して下さい。
※ネタバレなしの全体感想はこちらから↓
プレイ済の乙女の方、もしくはネタバレ目的でやってきた乙女の方!!
大歓迎です。さあさあ共に熱く語り合いましょう。
💙央助√感想
公式オススメ√順に書くか悩みましたが、ここは数字順でいきたいと思います。
トップバッターを飾るのはこの人しかいません。我らが央助さん。
央助さんはとにかくすごかった。
何と言ってもストーカー気質がまあすごいすごい。最初は穏やかな優しい生徒会長で、個別√突入してからやばい、とかじゃなくのっけからやばい。
共通の山場、伍代を倒してしまった後から、「僕の心は今、これまで抱いたことのない感情に埋め尽くされてる」「彼女のことが知りたくて仕方ないんだ」などと言い出し、完全主人公ロックオン。(あ〜やばいな〜この人絶対やばいな〜)と常に思いながら√進めてました。
何故かえらく生徒会長に気に入られた主人公、朝は一緒に登校、昼休みは一緒にご飯、放課後は一緒に生徒会の仕事をしてから一緒に剣道部へ行き、夕方一緒に帰る。
ストーカーオブストーカーじゃないか。ノイローゼになるわ。
付き合い始めてから、四六時中一緒、っていう訳じゃない。勝手に気に入られてしまい、勝手に独占される。主人公の気持ちは御構い無し。この無自覚な横暴さ、誰かさんが「玖折くんの爽やかバージョン」って言ってたなぁ。
「自分が正しい」「自分が絶対」を素で貫き通す央助さんが逆に清々しく思える程、彼の行動や言動にはおったまげ。でもこの斬新なキャラ性とストーリーの進め方が他の√とは違って楽しかったです。
更に、言うべき点は、ただ傲慢なだけじゃなく、ちゃんと全て彼が壱園家に生まれた運命を受け入れ、進むべき道を揺るぎなく歩み続けているからこそ出来上がる人格なのだと言う事。何よりも梵の座を守り続ける壱園家を誇りに思い、壱園家のために使命を全うする。思いの強さから絶対的な自信が生まれ、彼の恐ろしいくらいの真っ直ぐさになる。
だからこんな頭おかしいストーカーでも、周りの生徒や教師に尊敬され、彼に大勢の人間がついていく。壱園家頭首としての期待や重圧を、何ともないように応える結構すごい人なんです。
そんな彼の一面が上手く描かれていたので、ただのストーカーではなかったと分かりホッとしました。まじで。
あ〜良いな〜って思ったのが、ちゃんとした告白シーンがある所。
全体感想でも薄っすら触れたのですが、√によってはあやふやなのが多い。「言わなくてもわかるでしょ」みたいな流れで付き合ってる。玖折巡√とか漆原くん√とか崇樹さん√とかね。
でもこの央助√、めちゃめちゃ序盤で告白してくる。色んな意味で期待を裏切らない男、壱園央助。その告白のひとつひとつの言葉がまた、良いんですよ!
「君のことがとても可愛いと思った。その後すぐに、ああ好きなんだって思った」
央助さああああああああああん(黙れ)
こんなこっぱずかしい台詞をさらっと言うんですよ?これが壱園央助という男ですよ?どこまでも正直で真っ直ぐ。ここが彼の最大の魅力。
そして、勝ちを重要視する彼らしいのが、「恋は惚れた者が負け?そうか、僕の君への想いより、君の僕への想いが勝ればいいんだ」「いや、待てよ。そうなると、僕の想いが君に負けているってことになるな・・・これは難題だ」
央助さああああああああん(だからうるさい)
ある意味石頭!なるほどそういう見方もあるのね!ともはや感心する。後でまだその時は自分の気持ちがわからなかった主人公を勝手に両思いだと勘違いする央助さんもこれまた愛しい。こんなだから主人公も根負けしちゃうんですね。
物語の展開も正統派で、壱園家の黒い過去を知ってしまった央助さんが苦しむ場面も素敵だった。
梵の座を守りたいが為に、本来梵になるはずだった零崎篤人を、当時篤人と恋仲であった女を人質に取り、不正に梵になった壱園制衆の過ち。そしてその罪の歴史を隠匿し、あろうことか零崎家にその罪を擦り付け、零崎一家を根絶やしにしてしまった過去。誰も知るはずのない歴史です。まさか自分の先祖が、そんな不正を働いていたなんて。今まで自分が信じてきたもの、築き上げていたものが一瞬で崩れ去る絶望を彼は味わうことになります。
そして誰よりも正義感が強く壱園家を誇りに思っていたからこそ、「僕は君を好きでいることも、君に好きでいてもらうことも許されない」と主人公を振ります。
勝手に好きにさせておいて、なんて自分勝手な!とキレても良いでしょう。でも、過去の事で自分が招いた失敗ではなくても、責任と罪悪感を感じ罪を償おうとする彼は最高に男前でした。
央助を壱園家の呪縛から解くために戦う決意をする主人公、ラストの理事長VS央助の戦い。この流れが鮮やかで王道的展開でしたが、そこが良い。胸アツだわねぇ。
ていうか、クライマックスで流れるBGMが全力であたしを泣かせにきてた。央助さん√では特に良い仕事してらっしゃった。いやまじで。
まああとは理事長が最後まで良い所がなかった。悪役でも、最終的に許せる憎めない悪役が良かったなぁ。理事長めっちゃ怖いよ。
そして央助さんは、後世に残る名言をたくさん排出してくれました。
「君にだったら負けたっていい」
「そう思えるくらい、僕は君のことが好きなんだよ」
これナンバーワン。今作ナンバーワン台詞。一番最初の告白での、「惚れた者が負け」というくだりがあってからの、最後の最後で放つこの言葉。CV:遊佐浩二。
名言すぎて泡吹きそうになったよあたしは。
💙あたし的お気に入りスチル紹介
メガネキャラだけが持てる武器。
それは、その普段付けているメガネを外した時のギャップ。
見てくださいこれを。訴訟ですよ訴訟。
体育祭編でもメガネなし姿を拝む事ができるのですが、このチュー時のメガネなしは威力が。威力がすごすぎて。あのストーカーとは思えない美しい横顔。強引にされるキス。そしてCV:遊佐浩二。畳み掛けてくる感すごい。
おかげで危うく央助さんに何度か落ちかけました。っぶねーーー。
央助さん√のスチルは基本ちょっとワイルドめというか、グイッとくるものが多かったのでそこもズルイなぁと思いました。乙女は強引に来るのに弱いですからね。
他√より若干チュー多めで、短い物語ながらに満たされました。ありがとう壱園央助。感謝する。
央助さん√とはとにかくやる前と終わった後の印象の違いがすごいです。
ここまで来ると何も言えない。ストーカーも度が過ぎれば胸キュンするのか、そうなのかって納得させられる事間違い無し。
人間的にも底知れぬ素晴らしさを兼ね備えている壱園央助√、とても良かったです。
次は光くん√の感想を書きますね〜。かなりボリューム多め。
最後まで閲覧して頂きありがとうございました!
今回はここら辺で終わります!
それでは、また。あたしでした^o^