あたしブログ

ネットスペースデブリ乙女の脳内ラジオ

ニルアド個別感想-翡翠√-

 

 

どうも、あたしです。

 

 

ニルアドクリアして数日。

微かなモヤモヤを残したままキャラの感想を綴っています。

アニメでも映画でも何でもそうなんですが、自分が見たり感じた事を伝えずには居られない性格なので、ここで思う存分発散させてもらいますよ!

 

※ニルアド全体感想(ネタバレ無し)はこちらから↓

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

攻略対象を1人ずつピックアップしてきましたが、ようやく3人目。

バンバンネタバレぶちかましますので、プレイ済の方やネタバレ目的のための方のみ閲覧お願いします。バンバンですよ。感想詳しく書くとなるとどうしてもネタバレ必須になりますから。

 

 

 

 

 よーしそれでは参りましょう!

 

 

 

 

 

 

【星川翡翠√感想】

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まあ見ての通り、ただの天使です。ハイ。

ほんと何が言いたいかって天使だったって事だけです。以上です。

・・・さすがに終わらせませんけど、とにかく翡翠はアウトです。この世の物とは思えません。これからあと何回「天使」ってワードが出てくるか、暇な人は数えてみてください。天使です。(1回目)

 

 

正直、翡翠も滉と同じように、パッと見で「あーハイハイどうせこんな感じなんでしょ〜」な内容だと思ってました。超絶可愛い小悪魔弟キャラ的な。みんな大好き的な。

それが意外と違ってたんですよね〜。可愛くて天使な事には変わりないんですけど。思ったより深みがあって良かったです、すごく。翡翠推しの方絶対多い。

そして胸キュンポイントがもうゴッソリ。上位を争うゴッソリ具合。あたしのオススメポイントも後半で語らせてもらいます。

 

 

全体的にあたしとしてはとても満足のいく内容でした。個人的に、最後までプレイしてみて1番「あああ良かったねえええ」ってなったストーリー。終わってちゃんとスッキリできるって大切です。

強いて言うなら、翡翠も若干何故主人公とくっ付いたのか?と聞かれると、うーん?って少し迷う所はありました。明確な理由が分からず、顔か?顔なのか?と思ってしまう。紫鶴さん√とかでも似たような印象はありましたが。滉もざっくり見れば同じようですが、彼はまだ主人公と会話して、内面を知って、のくだりが垣間見えましたから。

好きになるのに、理由なんか要りません。それは誰しもがわかりきってる事。ただ、理由は要らなくても、その過程に「違和感」が付いてしまったらお終いです。翡翠√もややその節があったように感じたんですよね。何度も言いますが、結ばれるその過程にうるさい女ですからあたし。

でもこれは、“粗探しして、無理にでも付け加えるとしたら”という程度のものです。物語として全然問題無いですよ。何度も失神しかけましたよ。ただの一乙ゲ沼オタクがほざく戯言なんだと思ってください。

 

 

その点、主人公が翡翠に落ちちゃうのはもう仕方ないよこれは。って納得できる程、かな〜〜〜りジャブ強めに来ます。こんなの嫌でも気になっちゃうでしょ!?って事をガツガツやってきます。思わせぶりぶりのぶりです(表現)。あながち翡翠が「小悪魔」なのは間違ってなかったかも知れません。

いきなり「綺麗ですね」って髪の毛触って見つめてきますし、突然「あなたは誰も好きにならないで下さい」と頼まれますし、他の男性陣と会話しただけで不機嫌になります。このあからさまなまでの態度が逆にムズキュンポイント。主人公も時折見せる翡翠の熱っぽい視線に気付きながらも、更に距離を縮めようと努力します。お互いの想いが一方通行に見えながら、交錯に向かっていく意識が強烈に働いていて、プレイ中ずっとそわそわが止まりませんでした。

 

翡翠√で「あ、良いな」と強く感じたのは、メッセージ性。

 

「あなたの事が好きだから、あなたは誰も好きにならないで下さい」

 

翡翠が主人公に対しずっと抱いていたこの気持ちって、すっっっごく共感できると思いませんか?

翡翠は遊女であった日本人の母親と、オランダ人(多分)の父親から生まれたハーフの子。その日本人離れした容姿と、遊女の子である自分を嫌悪し、今まで受け入れられずにいた。「自分は汚いもの」だと。そんな汚い自分が、誰かに恋をするなんて。主人公を自分だけのものにしたい。そう思う気持ちの浅ましさ。そして、恋をしたら主人公は自分のこの醜い欲望のせいで汚されてしまう。ならば、せめて主人公は誰も好きにならずに、誰にも汚されず、ずっと綺麗なままで居て欲しい。

翡翠の中で巻き起こる葛藤。人間らしい考え方だとあたしは思いました。好きになったら、独占したいんです。自分だけを見つめて欲しいんです。でもそれが叶わないならば、いっそのこと誰も好きにならないで、誰のものにもならないで欲しいんです。ああ、恋ってそんなものなんだな。好きになるって、こういう事なんだなって。

子どもながらに女中として働き、座敷の場で目にした遊女と客の行為の愚かさ。「自分だけは絶対に汚い事はしない」と本編でも何度か翡翠は口にしています。この言葉が後々大きく影響してきます。上手く言葉にはできませんが、言いたい事はわかる。きっとプレイした皆さんも何となく伝わってきましたよね?「人間が愛し合う事の汚さ」も、私たちの永遠のテーマなんじゃないかな。

 

 

 そして、杙那さんと話していた主人公に嫉妬し、突然強引に主人公の唇を奪った時。心拍停止の危機でしたよ!!!いや止まりました!!!このシーン最強です!!!翡翠の葛藤が垣間見えていたからこその破壊力!!!こんなん罪です犯罪です!!!

泣きながら口付けし、我に返って「こんな事するつもりじゃなかった」「あなただけは汚したくなかったのに」ですよ???死亡死亡死亡死亡死亡死亡死亡。

恋という感情に振り回され苦悩する翡翠の姿に、何だか無性に泣きたくなるし。必死で男になろうともする翡翠のいじらしさにはお手上げです。参りました。

 

 

 

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そして恒例のお気に入りスチル紹介。主人公にとって何やら特別な温室での一枚。

見て下さい。この天使みしか感じられない美しさ。パーフェクト。

こんなにも綺麗なのに、自分の事を醜いと語る翡翠のギャップ。もうそれ以上はやめてくれ。好きだ。

ちなみにこの後ドキドキアクティビティ突入します。主人公に自分の生い立ちを語ってくれた後、主人公の殺し文句「貴方が好き。この気持ちは私のもの」で翡翠理性崩壊。からの満を持してのドキドキアクティビティ。神回です。みんなの思いは1つ。キタアアアアアアアアアアア(昇天)

 

抑えられない「好き」という欲望には打ち勝てずに、押し倒す。この流れこそ至高なんですよ!!!!!!!

何より、翡翠の人間味が最もよく現れてたので大好きなシーンです。神推しですここ。

 

 

 

 

 

 

 本当に翡翠√は思う所がたくさんあって、ついついダラダラ書き続けてしまいました。生まれてきてくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

最後に。彼は天使です。

 

本当にありがとうございました。

 

 

ハイもう終わります。

 

 

 

 

※キャラ別√感想まとめはこちら↓

 

atashigirl.hatenablog.jp

 

 

 

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

それではまた。あたしでした。